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美人看護師の深すぎるため息に「私の劣等感なんてハナクソみたいなもんだな」 byきたあかり

こんにちは、きたあかりです。

ムスメがGCUに移って、面会にも慣れた頃。相変わらず搾乳を届ける日々が続いていました。

いきなりですが入院してた病院、スタッフの方に本当に美人が多かったんです。弱ってる時に優しくしてくれる人にかかる美人フィルター効果も多少あったかもしれませんが、それを差し引いて見ても女子アナとか大御所女優みたいな美人がゴロゴロいたんです。ホントに!

深夜に搾乳を届ける時、寝癖・クマ・腰痛ゆえのへっぴり腰というボロッボロの状態でそのきれーーーーーな看護師さんに会うのがちょっと苦痛でした。

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そんなのどうでもいいでしょ!あんたは乳だけ届けときゃいいのよ!と言う自分もいたにはいたのですが、自分のおばあちゃん加減が際立って感じてしまって…産後の体型の変化なども相まってちょっとだけ憂鬱に感じていたのでした。

そんなある日、NICU内の授乳室でふと看護師さんとこんな会話になりました。

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私達が入院していた病院のNICU、GCUにはおそらく赤ちゃんのため窓がありませんでした。そこへ深夜も含めて3時間おきに通うので、数時間いると時間の感覚がよく分からなる事もしばしば。それを看護師さんにこぼしたところ、

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私なんかの数百倍そう思ってそうなお顔で「本当にそうなんですよね…」とため息混じりに話してらっしゃいました。

恥ずかしながらその時、看護師さん達が窓のない密室で、時には昼夜逆転しながら状態が不安定な赤ちゃんの看護をしてくれている事、そんな激務の中でもちゃんと女性としてもキレイでいる努力をしているであろう事に気付きました。妊産婦の辛さはまた別物である事も確かですが、昼夜逆転+重労働という状態が看護師さん達は何年も何十年も続くわけで…

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あらためて感謝の念が湧いてくると同時に、「私の劣等感なんてハナクソみたいなもんだな」となんとなく吹っ切る事ができた出来事でした。

 
 

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著者:きたあかり
2016年6月にムスメを出産し、生後2ヶ月ごろからインスタで育児絵日記(@kita.acari)をつけています。ムスメの寝顔を見ながら寝落ちするお昼寝タイムが至福。

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