2014年の秋ごろだったかと思います。
当時私は社会人4年目、結婚2年目。
東京の端っこで暮らしていた私たち夫婦に突然やって来たのは、夫の出向の話でした。
出向の期間は2年間。
北海道から帰省するための交通費支給は月1回…
それまで子どもを作るタイミングについては、何度か話し合った事があるものの本腰を入れてはいませんでした。漠然と「まあそのうちね」くらいの感覚でいたのですが、この出向をきっかけに本気で妊活について考えるように。
私たち夫婦は2人とも3人兄弟で、漠然と「子どもを産むなら2~3人」という理想がありました。
最大3人産む場合に備えようと考えると、夫の出向が終わるのを待つよりも育休で一緒について行って早めに産めたらいいねという話に。
ただ気がかりだったのは…
職場に2年間も育休を取った人がいない事。
会社の制度上は最大3年まで育休OKだったのですが、私がいた部署で見た先輩方はみんな1年で復職されていました。その雰囲気の中で2年も休むのはちょっと…というためらいと、
そもそもそんな都合よく妊娠できるのか?
もっと言えば、本当に子どもが欲しいのか?
考える事がいっぱいで、頭がぐるぐるしていたのを覚えています。
結局子どもは欲しくなって、都合よく妊娠して、夫の出向は2年どころか3年に延びる事になるのですが…
それまでに色々あったので、次回からそんな当時のできごとをふり返ってみたいと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:きたあかり
2016年6月にムスメを出産し、生後2ヶ月ごろからインスタで育児絵日記(@kita.acari)をつけています。ムスメの寝顔を見ながら寝落ちするお昼寝タイムが至福。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。