妊娠・出産・育児の情報サイト


夜泣き対応でおんぶしようとした時、我が子が落下。原因とその日のうちにやったこと by pika

こんにちは、pikaです。5歳の双子男児を育てています。

 
 

 

 

双子育児のふり返りシリーズ、乳児編。
今回は、双子の夜泣きで、赤ちゃんを落っことしてしまったお話です。

f:id:xybaby_ope_01:20191218123517p:plain

f:id:xybaby_ope_01:20191218123532p:plain

赤ちゃん二人を寝かしつけしなければいけない双子育児。

もともと寝つきのよいほうではなかったわが家の双子たちは、生後9か月ごろより本格的に夜泣きするようになりました。

1日2日なら夜通し泣かれても踏んばればなんとかなりますが、連日となると、精神的にも肉体的にも追い込まれます。ましてや、双子がそれぞれのタイミングで夜泣きをしている状態。

前に一人、後ろに一人かついだまま夜明けを迎えることも珍しくなく、毎日フラフラの状態でした。


双子の一人が夜泣きをはじめたら、まずは抱っこ紐を使って背中におんぶ。
いつ、もう一人が泣き出してもいいように、まず前向きに抱っこ紐を装着し、赤ちゃんを後ろに回すかたちで、おんぶスタイルにしていました。

立ったままのおんぶスタイルにも慣れたある夜のこと。
双子の一人が泣きはじめたので、いつものように抱っこ紐を腰に装着し、立ったまま抱っこのスタイルからおんぶのスタイルに移行しようとしたときでした。

いつものように赤ちゃんを後ろに回そうとすると、一瞬バランスが崩れ、抱っこ紐と自分の体の隙間から、わが子がポロリと落下してしまいました。

「しまった」と思ったときにはもう遅く、鈍い音とともに床へ落ちるわが子。そして火のついたように泣く声。

突然の事故に動揺してしまい、その日からすっかり、おんぶが怖くなってしまいました。


抱っこ紐でのおんぶ、赤ちゃんを落下させてしまったのには、実は2つ理由があります。

<その1>正しい回し方をしていなかったこと。

このタイプの抱っこ紐を背中に回すとき、本来は肩紐が本体よりも上になるよう保持したまま回すのが正しいやり方なのですが、わたしは赤ちゃんの体だけを支えていて、肩紐が下がった状態になっていました。

その結果、きちんと赤ちゃんの体を保持できておらず、脇からこぼれ落ちる形で落下させてしまいました。公式サイトの動画をきちんと確認していれば防げたことですが、自己流のやり方に慣れてしまい、間違っていることに気づいていませんでした。


<その2>内布(セーフティーガード)のないタイプの抱っこ紐だったこと。

抱っこ紐には、おんぶのときに落下しないよう、背中側とは別にお腹側にも布(内布)がついているタイプのものがあります。

このタイプの抱っこ紐であれば、赤ちゃんが前後に包まれ、しっかり保持されるため、おんぶスタイルにするときも、横から落下する心配がありません。

はじめからこうした抱っこ紐を選んでいれば、落下することはありませんでした。


さいわい、落下による怪我はとくにみられませんでしたが、もし場所が外で、コンクリートなどの上だったら、大きな怪我につながっていたかもしれません…。

その日のうちに、内布があるタイプの抱っこおんぶ紐を購入し、おんぶには必ず内布ありの抱っこ紐を使うようにしました。


抱っこだけに使うのあれば、内布のないタイプの抱っこ紐でも問題ありませんが、もし、おんぶにも頻繁に使うのであれば、内布がついたタイプの抱っこ紐がおススメです。

内布のないタイプで安全におんぶするためには、赤ちゃんを寝かせた姿勢からおんぶする必要があります。

内布のあるタイプなら、リュックを背負うように楽におんぶができるので、外出先でもスマートにおんぶできます。

抱っこ紐検討の際には、ぜひ内布の存在にも注目してみてください。

 

みんなの体験記の専門家監修記事

【医師監修】赤ちゃんの落下事故、その時親はどうするべきか。小児科医 森戸やすみ先生に聞く【医師監修】赤ちゃんの落下事故、その時親はどうするべきか。小児科医 森戸やすみ先生に聞く4月3日に当サイトに掲載した体験記について、読者の方から多くの声をいただきました。その体験記は「ママが留守の間に赤ちゃんをみていたパパが、オムツ替えの時にベッドから転落させてしまい、ママに知られないよう落下事故を隠した」…

f:id:akasuguedi:20170513121857p:plain

著者:pika
子どもの年齢:4歳双子

2014年5月生まれの双子を育てています。産科ではありませんが医療職をしています。「妊活ブログ」・「双胎妊娠ブログ」を経て現在は双子育児4コマ漫画ブログを運営中。

ブログ:「ふたご絵日記

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。