妊娠・出産・育児の情報サイト


野菜嫌い対策に!どさくさに紛れていろんな野菜を食べさせる魔女スープ by マルサイ

「子どもが野菜を食べません。どうしたら食べるようになりますか?」という質問をよくいただきます。

子どもの野菜嫌いって、子育てにつきものの悩みですよね~!
三男も野菜が嫌いな方でして、どうやって食べさせるか私も現在進行形で悩んでいるところです。

f:id:xybaby_ope_01:20200901095007p:plain

といっても野菜は全部嫌い!というわけではなくて、中には好んで食べるものもあるんですよね。嫌いだったけどある時を境に食べるようになったものもあります。

 

 

たとえば緑色という理由だけで食わず嫌いしていたブロッコリー。
芯の部分をスティック状にカットして塩茹でしたものを食卓に出しておいたら、野菜らしくないそのフォルムに興味を持ったのか、むんずと掴んでパクっと食べたんです。

その瞬間からブロッコリー好きになりました(驚)

アボカドも食わず嫌いで頑なに食べなかったのですが、ローストビーフサンドのビーフとビーフの間にこっそり薄く切ったアボカドを挟んで食べさせたら一発で好きになりました。
マヨネーズベースのソースとアボカドとビーフの味の響き合いに、幼児も虜(笑)

f:id:xybaby_ope_01:20200901095104p:plain

こんなふうに思いがけず美味しい経験をした野菜に対しては一気に心を開きますが、初体験でイヤな思いをした野菜は何をどうしても食べません。

 

その代表選手が長ネギ。
ただでさえ辛味があって幼児にはハードルが高い野菜だというのに、うっかり刻み長ネギを入れた納豆を食べさせてしまったんですよね…。

それ以来刻み長ネギは完全アウト。
チャーハンの中の細かいやつまでひとつひとつ丁寧に取り出しています。

f:id:xybaby_ope_01:20200901095127p:plain

その一方で赤ちゃんの頃から好んで食べ続けているのが火を通した玉ねぎ。
お味噌汁やコンソメスープなど汁物に入れた玉ねぎが好きで、唯一おかわりをねだる野菜です。
火を通した玉ねぎの柔らかさと優しい甘味が好きみたいです。

 

こんな感じで食べられる野菜はかろうじてある、といった具合の三男です。
ですがいちいち三男のためにブロッコリーの芯の塩茹でを毎回用意するわけにもいかず(面倒で…)、母としてはもっと日常的に幅広く野菜を食べてほしいのです。

 

そんな三男を始め、三兄弟の乳幼児期に野菜嫌い対策として作っていたのがコンソメスープ!

使う野菜は玉ねぎ・ニンジン・ズッキーニ・ナス・キャベツ・ブロッコリーなどあるもので。ジャガイモやサツマイモなどイモ類もオススメ。(ただしセロリなど香りに癖があるものは避ける)

まず野菜を細かく刻み、味に深みが出るベーコンと一緒に炒めます。
しっかり火を通しよく油と馴染ませるのがポイント!
そしてじっくりコトコト煮込みます。←これも重要ポイント!

火の通り加減の目安としては、ニンジンは指で簡単に潰せるくらいの柔らかさ、玉ねぎやキャベツ、ナス等は透明感が出るまで(原型がなくなるくらい煮込めたら最高)、ズッキーニやブロッコリーは緑色が気の抜けたアーミーグリーンになってこのままいくと溶けちゃうんじゃない?くらい柔らかく。

そして顆粒コンソメと塩で味を整えて完成~!
お好みで粉チーズを振ってもGOOD。

f:id:xybaby_ope_01:20200901095222p:plain

この野菜ごった煮コンソメ風味スープはズッキーニだナスだと認識する間もなくどさくさに紛れて色んな野菜が食べられる、というステキなスープなのです。

野菜不足が気になったりウンチの出が悪いかな?なんて気がした時によく作ってました。

 

相変わらずご飯時は野菜を避けている三男ですが、ひとまず毎日元気でよく食べ快便であれば何がなんでも野菜を食べてほしい!と躍起になる必要はないのかもしれません。

きっとそのうち長ネギ入りの納豆を美味しいと感じる日もくるはず。
できるだけ早くその日がきてほしいです。(長ネギ入りの納豆と長ネギなしの納豆を二系統で用意するのが面倒)

 

 

 

f:id:akasuguedi:20160622210215j:plain

著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:小5・小3・年長

小5・小3・年長の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。