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グッズも経験も役にたつ気しかしない!? 子どもと一緒に楽しく「キャンプde防災」 by うだひろえ

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二学期が始まると、子どもたちは学校で「防災」について教わってきて、私に色々と話してくれました。

例えば、「おはしも」(お=押さない、は=走らない、し=しゃべらない、も=戻らない)という防災標語。私が子どもの頃にはなかったので調べてみると、阪神淡路大震災の後に、小学校低学年の児童を対象として消防庁が作ったものだそうです。

また、見やすいパンフレットなども持ち帰ってきて、子どもと防災について話すきっかけをもらえるので、私としてはとっても助かります。

 

 

そうして防災について子どもと話している時に、気づいたことがあります。
「なんか、キャンプに似てない?」

以前、我が家がファミリーキャンプにハマったことを書かせてもらいましたが、現在も進行形でズブズブと深みにハマっており、着々とキャンプグッズが増えております。

 


そんな我が家が防災パンフレットにある「もしもの時の備え」を見てみますと。

・停電時のために、懐中電灯やランタンを用意

「うちにはもうあるね」
キャンプ場は日が暮れると真っ暗、調理はもちろんテントの出入りやトイレに行くことすら難儀しますので、懐中電灯やランタンは必須。
子どもも何回かで慣れて、自分でライトを照らして行動できるようになってきました。
この、「暗闇の中で行動できる」というのは、もしや、非常時にはものすごく役立つのかも、と思いました。
私も、キャンプで経験してなかったら、パニックになっていたかもしれません。

 

・避難所生活に備えて、寝袋やマットを

「これもうちにはあるね」
コスパ重視で揃えたものですが、テント泊できるくらいのものがあります。
また、狭いテントでギチギチになって家族4人寝袋で眠ることも、もしもの時のために慣れておいて損はないように思います。
加えて、簡易的なポップアップテントなどがあると、避難所でもプライベート空間が作れて、着替えや、小さなお子さんがいるご家庭ではオムツ替えや授乳などでも役立つそうです。

 

・非常食ストック、カセットコンロで簡単にできる料理、食材を。

「うちがいつもキャンプの朝食でやってるやつだ」
キャンプの時の朝食、起きてから火を焚くのが面倒で、カセットコンロで作っています。キャンプ用の調理台なども欲しいのですが、うちはまだまだ、普通に自宅でのお鍋用に買ったカセットコンロです。
お鍋でご飯を炊いて、蒸らしてる間にお湯を沸かしてカップの味噌汁を注いだり。
最近流行りの、鍋1つでできる「ワンポットパスタ」を作ったり。
家族で外で作って食べて、という経験があることも、もしもの時を考えると心強いように思います。

 

他にも、お水を炊事場から汲んできたり、クーラーボックスや大きめの保冷バッグで食材や飲み物を冷やしておくなど、もしもの時に使えそうな経験が色々とできていることに気づきます。

調べてみると、自治体でも「防災キャンプ」として、防災知識を得ながらキャンプをするイベントを開催していることあるようで、やはりキャンプと防災は深いつながりがあるようです。

 

子どもも一緒に楽しくできる「防災キャンプ」、なんだか良さげです。
これからの季節、バンガロー泊などで体験してみるのもアリですよね。
初めて外へ行かれる方には、日帰りのデイキャンプや、常設テントがある手ぶらプランやグランピングなんかも良さそうです。

我が家も次回のキャンプでは、より一層「防災」を意識してみたいと思います。

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著者:うだひろえ
年齢:40代
子どもの年齢:小2と年長

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。一男一女の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。

website:http://umeyon.net
最新刊:「大学4年間の経営学がマンガでざっと学べる」(マンガ担当)(KADOKAWA)

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