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初めてのテント泊に挑戦!子どもたちの不安を和らげてくれた意外なアイテムとは… by うだひろえ

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きっかけは、一昨年の年末、夫が会社の謝恩会のビンゴ大会で、BBQコンロを当てたことでした。
「どうすんのこれ」とめんどくさく思った私、バリバリのインドア派でした。

学生時代にキャンプ好きの友人に連れられてグルキャンをした記憶はあるのですが、虫が多くて嫌だ、テレビも見られなくて暇だ、テントの中で眠れなかった、などあまりいい記憶もなく、昨今のブームの中でも、子連れは大変そうだな~、とさほど興味もなかったのです。

 

 

 

しかし、そのBBQコンロをせっかくなので使おうと、自宅で炭火を焚いて肉を焼いてみましたら、まあ美味しいこと!

普段ウインナーを食べない娘など、「パリパリでジュワッとしておいし~」ともりもり食べるんです。
そう、我々は、「食」への欲求を満たすべく、外に出たのです。

 

次第に、自宅やデイキャンプ場でのバーベキューでは満足できなくなり、昨年の11月に、初めてのキャンプ泊を決行。
と言っても、子連れでいきなりテント泊は不安だったので、バンガローにしました。
県営キャンプ場でお値段も手頃、焚き火台や備え付けのテーブルもあるところです。

持参する荷物は悩みどころ。子どものことを考えるとアレもコレも持っていきたくなりますが、ここのバンガローは横に車を止められず、少し離れた駐車場から運ばなければいけなかったので、最小限を心がけました。

・この日のために購入したもの→寝袋2セット(ネット購入、コスパ重視)、LEDランタン2つ(雑貨屋さんで売ってるかわいいやつ)

・元々あったもの→ターフ(運動会や公園で使う用に買ったやつ)、チェア4つ(同上)、クーラーボックス(同上)

・普段自宅で使っているもの→調理道具(鍋、ヤカン、菜箸、コップ、ラップ)、毛布&タオルケット、トング、軍手、チャッカマン

・消耗品→薪(現地で購入)、炭、着火剤、割り箸、紙皿

初めてなのであまりお金をかけず、極力家にあるものを使うように。
ただ、服やタオルは多めに。特に子ども用のはもしもに備えて、下着も何枚か、上着にスノーウェアも持参。

あと、子どもは夜安心して眠れるように、ぬいぐるみ1つずつ。「キャンプにどの子を連れて行ってあげる?」と聞くとワクワクしながら選んでいました。

 

食材は、
BBQ用:野菜は切っておく。お芋をホイルで包んでおく。肉は切ってあるものを下味つけて冷凍しておく。あとはウインナー、カットベーコンなどそのまま焼けるもの。+焼肉のタレをクーラーボックスに入れて。

ご飯:米2合、子どもがお肉と一緒に食べる。余ったものは焼肉のタレを混ぜてラップで包んでおにぎりにし、朝ご飯用の焼きおにぎりに。

他は、お湯を入れるだけのカップの味噌汁やスープ、ドリップするコーヒー。ペットボトルのドリンクを冷凍して、ビールと一緒にクーラーボックスに。

 

といった感じで、経験値少ないなりに考えて、これでいいかな!?とドキドキしながら行ってみたキャンプ場。

11月なのでオフシーズン、人も少なく、紅葉も綺麗で、小川のせせらぎを聞きながら、煙を気にせず焼くBBQ、鍋で焚いたご飯、星空の下で焚き火を眺めて心が無になる時間、朝もやの中で飲むコーヒー、なにコレ最高!

学生の頃はこの良さがわからなかったんだな、勿体無い……、いや、もしかしたらこれ、ファミキャンだから、いいのかも。

だって、「ママ」としてバタバタと生活する毎日では味わえない非日常、ゆったりとした時間、楽しい美味しい料理、家族の笑顔。

楽しめるか不安だった子どもたちも、木の枝を集めて火にくべたり、松ぼっくりなど集めてテーブルを飾ったり、楽しそうにしていて、ホッ。

 

しかし反省点もいくつか。

・夜、寒い。ナメてた。子どもはスノーウェア+寝袋でスヤスヤ眠れていたのだけど、大人は凍えて眠れず。また、バンガロー内が畳だったので必要ないかと思ったけど、硬くて背中激痛。マット必要。

・バンガローからトイレが遠くてピンチ。特に子どもは、夜のトイレが薄暗いわ虫がいるわで怖がっていた。トイレの場所、綺麗さ、大事。

・雑貨屋さんで買ったLEDランタン、暗い。日が落ちてからの行動がかなり制限された。ちゃんとしたの必要。

・初めて薪を使ったけど太くて火をつけるの大変。斧必要。

・朝に火を焚くの大変、朝ごはんできるまで子どもが待ちきれない。カセットコンロでいいかも。

・暗くなってから子どもたちが簡単に遊べるもの(トランプ、かるた)があるといい。

・虫はどうしてもいる。子どもたち嫌がる。春夏は虫対策必須。

・駐車場が遠いの不便、次回からはテントやバンガローの横に車を停められるところ絶対。

 

それらの反省を踏まえて、3月に近場の備え付けテントでのキャンプ、5月には隣県の山でのバンガロー泊を経て、この夏、ついに、テント泊を決行!

テントはレンタルしました。買うとなると結構なお値段しますものね、まずはレンタル四千円くらいで、自分たちで立ててみるところから。
説明書を見ながら、子どもも巻き込んでああでもないこうでもないと立てたテント、もうこれだけですごい達成感!

 

上記のリストからプラスして購入したのは、

・マット2枚(寝袋の下に敷く用、ノーブランドのお安いやつ)

・ランタン(ネットで「ランタン 明るい」で検索して二千円ほどのものゲット。これが本当に明るくて助かった!)

・焚き火台(アウトドアショップで購入。直火禁止の場所で薪を燃やす用。バーベキューしながらお米を炊けるのでよい。火を眺めるのにもよい。)

・その他、折りたたみテーブル、バトミントンセット(日中子どもと遊ぶ用)、薪割り斧(小さいもの)、コンテナ(諸々入れる箱)、虫除けグッズ色々

プラスして家から持参したのは、カセットコンロ&フライパン。すぐに食事を出せるし、片付けも簡単で、撤収しなくちゃいけない2日目の食事はコレでチャチャっとすませられました。

あと、意外とよかったのが、!!普段家で使っている枕4人分です。これが、テント泊での不安な夜を快眠に繋げてくれたように思います。

テント泊で眠れるか心配だった子どもたちも、いつもの枕にお気に入りのぬいぐるみを抱っこしてスヤスヤ、怖がることもなくぐっすり。ホッ。

しかし夫はまだよく眠れなかったそうで、次回にはエアマットをご所望。それ言ったら私も、もう1つローテーブル&折りたたみのソファ、ハンモックなんかも買って、くつろぎリビングエリア、作りたい!食器も無骨なコップとか、専用の鍋やフライパンだって……まあ、少しずつですね。

こんな感じで、ファミキャンにどハマりした我ら、次は連泊して、山のアクティビティも楽しんだりしたい!と目論んでおります!

 

 

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著者:うだひろえ
年齢:40代
子どもの年齢:小2と年長

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。一男一女の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。

website:http://umeyon.net
最新刊:「大学4年間の経営学がマンガでざっと学べる」(マンガ担当)(KADOKAWA)

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