こんにちは、イシゲスズコです。
今回は節分といえば思い出す、子どもたちとの楽しい夜のお話です。
確か長男が幼稚園の年中さんくらいのころだったと思います。
当時の我が家は長男次男娘の3人のお世話で私が手一杯だったころ。
夫は仕事が忙しくて夜遅くまで帰らない日が続いていわゆるワンオペ状態でした。
カレンダーの予定は仕事の予定と園行事をおいかけるので精一杯。
季節の行事を家庭で楽しむ余裕などとてもありませんでした。
「今日節分だったんだ!!」
と気づいたのは帰ってきた長男と次男のカバンからお手製の鬼のお面と豆を入れるマスが出てきたから。
お面とマスを見た子どもたちは「まめまき!」「まめまきしよう!」と騒ぎ始めます。
時間は何時くらいだったでしょう、幼児を3人連れて買い物に行く気にはとてもならなかったのは覚えています。
家の中で豆の代わりにまけるものは…と探し回りましたが適当なものは見つかりません。
どうしようかな〜と思っていたらふと目に着いたのは折り紙の包み。
「ないなら丸めたらいいじゃない!」
チラシやもう保存しなくていいお便りなど家の中のいらない紙をかき集めて、小さくちぎり、豆まきの豆くらいのサイズにみんなでせっせと丸めました。
お兄ちゃんたちは園から持ち帰ったマスに、娘と私はキレイな色のチラシで折った箱にそれぞれ作った「紙製の豆」をたっぷり盛って。
私と子どもたち3人、せーの、で手製の豆をまきあって大騒ぎした夜でした。
ばらまいた紙製の豆はその日のうちにみんなでかき集めましたが、しばらくはあちこちからパラパラと出てきておりました。
腐るようなものじゃなくその後のお片づけを焦らなくてよかったのも、当時の私には地味〜に助かった、そんな節分の思い出です。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:イシゲスズコ
年齢:40代
子どもの年齢:高校生から小学生の4人
九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。
ブログ:「スズコ、考える。」
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