娘は今年の秋で4歳になりますが、毎年この時期になると思い出すことがあります。
娘が1歳になる前に、初めて家族3人で旅行に行った時のことです。
遠いところに行く勇気はなかったので、車で2時間くらいのところにある温泉に行くことにしました。
めんどくさがりで、旅行の準備が苦手な私。ついつい後回しにして、ギリギリになってから準備開始。
とりあえず『子どもがいる旅行での持ち物』を検索。着替えはもちろん、おむつ、お尻ふき、離乳食、タオル、哺乳瓶、マグ、抱っこ紐などなど・・・実際鞄に詰めてみると、どっさり。
子どもの分だけで、こんなに大荷物なの⁉︎と、びっくりしました。
そして、荷物を詰めていて気になったのは『哺乳瓶の消毒』。
いつも家では、瓶の哺乳瓶を使っていて、使用後に毎回専用の容器を使って、電子レンジで消毒をしていました。この頃の娘は、1日のうちにミルクを飲む回数は、夜の寝る前と朝の2回で、そんなに多くありませんでしたが、消毒ができなかったら、哺乳瓶を2本持っていくことになります。
今思えば、哺乳瓶の1本や2本で何が変わるんだと思いますが(笑)、当時は、なんとかして荷物を削りたいと、色々調べました。
調べた結果辿り着いたのが、『使い捨て哺乳瓶』!
なんて画期的なんだ!と、すぐにポチッ。
準備万端で、旅行へ出発‼︎
船に乗ったり、美味しいものを食べたり、温泉にゆっくり浸かったり・・・娘も機嫌よく過ごし、すごくリフレッシュできました。
そして夜。早めに娘を寝かせて、ゆっくりしようか〜といつものようにミルクを飲ませて寝かせようとしました。
・・・が、娘は爆泣き。全然ミルクを飲もうとしてくれません。そこで私は、ハッとしました。哺乳瓶がいつものやつじゃないから、嫌がってる⁉︎と。
そうなんです。私は使い捨て哺乳瓶を買って満足してしまって、ちゃんと飲めるのか練習していなかったのです。
ギリギリに準備したこともあって、使い捨て哺乳瓶についてリサーチ不足だったのです。後で調べると、いつも使っている乳首が使えるタイプの使い捨て哺乳瓶もあることを知りました・・・。
その日の寝かしつけは、もう大変でした。
いつも寝かしつけの時は、ミルクを飲んでお腹が膨れてから、寝落ちまで母乳を飲んでいたのですが、ミルクがないのでお腹が膨れず寝ない。もう、お腹が膨れて寝てくれるなら離乳食でもいいや!と食べさせようとしても、泣いて怒ってるから食べない。
おっぱいをのんでいる時は静かで、うとうとしますが、母乳の量がもうそんなに出ていなかったので、途中でパチっと目を覚まし、起きて泣く。いつもと場所も違うし、何か感じてたのもあったかもしれません。
パパの抱っこは全力拒否で、結局私1人で3時間ほどかかってやっと、眠った娘を布団に置くことができました。
1日楽しかった旅行の気持ちは何処へやら、ぐったりでした。
旦那は、とっくに疲れて夢の中。久しぶりの旅行。2人でゆっくり、娘が生まれてからの話をしたいな〜なんて思っていましたが、なんとも言えない気持ちで1人眠りにつきました(笑)
この旅行で学んだのは、『準備はギリギリにするな。子どものものは極力いつも使っている物を使え。リサーチは十分に。』です(笑)
私のように、めんどくさがりの方は気をつけてください!