皆さんは「泣き入りひきつけ」をご存知でしょうか?
泣き入りひきつけとは、赤ちゃんがギャン泣きをし過ぎて、息をはいた状態のまま呼吸停止してしまうこと。ぴまるは生後4ヶ月頃に初めてコレになり、2歳ぐらいまで泣く度に癖になっていた。
きっかけは3ヶ月健診のこと。
赤ちゃん時代、抱っこも抱っこ紐も嫌いだったぴまるは泣き止ませるのが難しかった。
(直前に授乳して行ったし空腹でもないはず)
泣き声がでかいから保健師さんの話も栄養士さんの話も聞こえ難くしてしまって周りのママさん達に申し訳なかった!
終始ギャン泣きしていたぴまるを見て、最後にあった保健師さんとの個人面談でこんな助言をされた。
そして帰宅しその日の夜、いつもの様にギャンギャン泣くぴまる。授乳しても落ち着かないし抱っこも嫌がる。
その時に私は保健師さんの助言を思い出した。
「泣き疲れて寝るらしいし、しばらくほっとこう。」
初めてあやさずに隣で寝っ転がって放置してみた。
すると数分後…
必死であやし続けるとなんとか呼吸は戻ったけど私の心臓のバクバクは止まらない。
その直後仕事から帰宅した旦那に一部始終話すと、夜間の子ども救急相談みたいな所に電話で相談してくれた。
※あくまでこの時に相談した先生の見解です。今回、監修した医師によると、本来は泣き入りひきつけで亡くなることはないそうです。
旦那から電話の内容を聞いた私はめちゃくちゃショックを受けた。
「私が上手にあやせなくて呼吸回復できなかったらこの子は…」
「必死にあやしながら同時に救急車を呼ぶなんて無理!」と重圧がすごくて…。
その日からぴまるは泣き入りひきつけが癖になり、ギャン泣きからの呼吸困難が頻繁に起こった。
私はと言えば、ぴまるが泣く度にビクビクし、「泣き止ませなきゃ…」「ぴまると二人きりが怖い…」と完全に育児ノイローゼに陥り、そんな状態が2歳ぐらいまで続いた。
(小児科で相談して漢方とか試したけど効果なかった!)
あの2歳頃までの日々は今思い出しても「つらかったなー!」と苦笑いしちゃうような長く険しいものだった。
現在6歳のぴまるは相変わらず泣き虫で怒りん坊だけど呼吸困難に悩まされることはもうない。ありがたい。
さて、ここまでの泣き入りひきつけエピソードを最近友達に話したら…
すごいポジティブで素敵な言葉をかけてもらった。
そうだ!大変な時があったからこそ、今私はぴまるとの平穏な生活を誰よりも幸せに感じれているはずだ!
今、子どもの泣き入りひきつけで悩んでいるママさんがいたら、いつか終わるのだと信じて頑張って乗り越えてほしい!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ぴまるママ
子どもの年齢:6歳
関西在住。すんごいキュートな娘ぴまる と すんごい天然な旦那ヒゲくん と3人暮らし。インスタグラム(@pimaru_mama)などで育児漫画など描いてます。娘が寝た後におやつを食べながら描いてます。
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