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妊婦生活中の一番のお助けアイテムは…骨盤ベルト! by 三輪夏生

妊娠中に助けられたアイテムを聞かれて、1番に思い浮かぶものといえば、
私の場合は「骨盤ベルト」!

今回は、骨盤ベルトのエピソードを描いていきたいと思います。

 

なんだか常に怠かった妊娠初期、私はソファーの上に住んでいました。

そして、ソファーで1日中ゴロゴロ生活を送っていたある日、ついに腰が痛いことに気がつきます。

すぐさま妊娠中の腰痛ケアについて調べてみると、骨盤ベルトなるものがあることを知ります。

興味がわき購入してみようかと探してみると…

困った私は、行ける範囲で装着の方法を教えてくれるところがないか調べてみました。

すると、「骨盤メンテナンス」のクラスを開催している助産院を見つけたのです!
このクラスでは、骨盤を整えるための運動や、ベルトの装着方法の指導、そして希望者はベルトの購入もできるとのこと。
即予約をとりました。

 

 

 

そしてクラス当日。
ベルト装着する前に、座学からはじまりました。

なぜ妊娠中に骨盤がゆるんでいくのか、ゆるむことでどんなことが起きるのか。自分の体で今起こりつつあるであろう現状を、はじめて知りました。

妊娠すると、お産にむけて体はどんどん変化していくんだそうです。そのひとつに、赤ちゃんを通りやすくするために骨盤をゆるませていくという変化があるのですが、現代人は昔の人ほど足腰が丈夫でなく筋肉もないので、骨盤がゆるみすぎな状態になるんだとか。

ゆるみすぎた状態は、それこそ腰痛を引き起こす要因にもなるとのこと。
その状態を防止したり改善したりするのに、骨盤ベルトは効果があるんですって!

 

座学のあとはいよいよ装着!かと思いきや、軽い体操がはじまりました。
装着する前に、骨盤を整えることが大切なんだとか。なるほど。

そしてようやく装着!
はじめは助産師さんに手伝ってもらいながらやってみました。

装着してまず驚いたのが、装着場所。

(メーカーによって場所は若干異なると思います)

 

その後、骨盤ベルトは安心のお守りのような存在になっていきました。

ベルトを装着するのとしないのとでは安定感が違うと感じていたので、妊娠中期〜後期はもうほぼ1日中つけっぱなし状態。寝る時だけは外していました。

 

ベルトの苦労ポイントをあげるとすれば…
つけたときのメリットが大きいので目をつぶっていましたが、装着の手間は常に感じていました。

トイレの際、ベルトを装着したまま出来るようにはなっているのですが、私は解放された状態で放出したいタイプだったので、できる限り取り外していました。妊婦はトイレが近いので、これが結構な手間になります。

なぜかというと、私の使っていた骨盤ベルトは「寝そべる(しかも腰をあげて骨盤高位の体勢)」か「両膝立ち」の状態での装着が、正しい方法とされていたからです…!

さらにいうと、ベルトを外すときも必ず寝た状態で!とのこと。ベルトを外したときに突然骨盤がゆるんでしまうことを防ぐためだと思うのですが、トイレのたびに寝そべるのってやっぱ大変だし、特に外出先なんかだとちょっと難しい話ですよね。

なので難しいときは、ゆ〜っくりを心がけてはいましたが、椅子に座った状態で着脱しちゃっていました。

 

お産の直前まで生粋の骨盤ベルトヘビーユーザーの私でしたが、産後すぐに産院でさらしを巻いてもらったことをきっかけに、そのままさらしに乗り替えることにしました。

さらしは思ってたよりも巻き方が簡単で、値段もお手頃なので何枚か用意できるし、ベルトよりも気軽に洗濯できるってのが魅力的でした。

 

そうして部屋のすみに置かれた骨盤ベルトの姿をあらためて見ると、もう使う気になれないくらいヘニョヘニョのビロンビロン…ここまで物を使い倒したことはないかもしれないと思えるほどでした。

こんな姿になるまで私の妊婦生活を支えてくれた骨盤ベルトよ、、もうほんとありがとうの一言です!

 

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著者:三輪夏生
年齢:30代
子どもの年齢:1歳

イラストレーターです。岐阜→ニューヨーク→東京→岐阜の北方町にやってきました。移住についてや畑のこと、暮らし、ごはんのことなどを漫画やイラストにしています。

note:三輪夏生
instagram:@miwa_morning

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