前回「産後ドゥーラ」さんについて描きましたが、今回もドゥーラさんの言葉に助けられたお話です!
産後ドゥーラとは、産前産後のママへの寄り添い、家事や赤ちゃんのお世話など幅広いサポートをしてくれる産後ケアの専門家です。
私は産後、実家へ行かず自宅で夫と2人で育児をすることにしたので、ドゥーラさんに訪問してもらうことにしました。
ドゥーラサポートでまず助かったのが、ごはんの作り置き!
何食分かのおかずをドカっと用意してもらっていたので、産後ヘロヘロの体でごはんの心配をしなくていいのは本当にありがたかったです。
赤ちゃんが泣いてぐずったときもドゥーラさんにお任せして私は寝たり、埃がたまってきたらお掃除してもらったり。あらゆるニーズに柔軟に対応してもらえました。
そして、ドゥーラサポートが家事代行などのサービスよりも特化している部分が、ママの情緒面でのサポート。
日々の育児の中で溢れ出す不安や心配事、疑問などを、その都度ドゥーラさんに質問したりグチったりできたことが、私の精神的な安定に繋がったと思います。
妊娠中に「産後1ヶ月はできる限り体を休めたほうがいい」というお話を、助産師さんやドゥーラさんから聞きました。
そして産後は、ドゥーラモットーである「おっぱい以外の子育ては、みんなに手伝ってもらおう」の言葉どおり、周りの人に手伝ってもらいながら、自分はなるべく布団の上で息子のお世話をすることにしました。
抱っこの正解を探る日々…今思い返すと、まさに抱っこ暗黒期。
自分の抱っこがヘタに思えて仕方なかったです。
ドゥーラさんのお子さんがまだ小さいとき、へこ帯とスリングが大活躍したというお話を聞いて興味津々の私。後日、装着の仕方を教えてもらえることになりました。
へこ帯とは一枚の長い布で、もともとは浴衣を着る際などに使用するものですが、最近では抱っこやおんぶに使うために作られたへこ帯もあると知りました。
ネットで見てみるとデザインも色々あり、すんごくかわいい!気にいったものを見つけ、早速購入しました。
装着して驚いたのが、このフィット感!
一見レベルが高くて自分ひとりじゃ手がだせなかったと思うけど、ドゥーラさん直伝の推しアイテムのひとつになりました。
今になると、なんであんなことで悩んでたんだ…?と思えるんだけど、当時は真剣そのもの。
初めての子育て&家にこもりがちな生活で、思考が内向きになり、そのことばかり考えるループに陥っていたんだと思います。
そんなときに、風を通してくれたのがドゥーラさんでした。
別にいいじゃん!便利なアイテムはどんどん使って!そばにいる人にやってもらって!それでいいじゃん!
一瞬にしてそんなふうに思えた出来事でした。
ドゥーラさん、気付かせてくれてありがとう!!
そして現在…ママの抱っこが好きすぎる1歳5ヶ月、すくすく成長中です!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:三輪夏生
年齢:30代
子どもの年齢:1歳
イラストレーターです。岐阜→ニューヨーク→東京→岐阜の北方町にやってきました。移住についてや畑のこと、暮らし、ごはんのことなどを漫画やイラストにしています。
note:三輪夏生
instagram:@miwa_morning
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。