こんにちは。3歳の娘を育てるライター&イラストレーターのなつめももこです。
お腹の中の赤ちゃんの様子がわかる「エコー写真」。
そういえばあの写真はどのタイミングで撮っているのか、みんなもらえるものなのか…。妊娠前や初めての産婦人科受診前は知らないことがいろいろありますよね。
わたしは2つの病院でエコー写真の対応を経験し「こんなに違うんだ!?」とびっくりしたので、今回はその経験をお伝えします。
エコー写真とは超音波(エコー)検査で撮影した写真のことです。
産婦人科では、外側からはわからないお腹の中の赤ちゃんの様子を超音波検査によって医師が診察してくれます。検査方法は妊娠の時期により異なり、経腟超音波検査もしくは経腹超音波検査での診察です。
初めて診察へ行く妊娠初期は経腟超音波検査。わたしが初めて受け取ったエコー写真に写っていたのは胎嚢でした。まだまだ赤ちゃんの姿は見えません。
次の診察でようやく人の形をしたものが写っていて、
「あぁ、これが赤ちゃんなんだ…!」と実感できたのを覚えています。
お腹の膨らみも胎動もない妊娠初期。赤ちゃんがいる実感は、エコー写真が強く感じさせてくれるのかもしれないですね。
赤ちゃんが大きくなるにつれ、エコー写真には全身が写らなくなってきます。そのため「これってどこが写ってるの…?」とわからなくなってしまうことも…。
わたしも医師に説明されているときは「ふむふむ」と聞いていても、あとで見返すと「頭?」「足?」とわからなくなることが度々…。せっかくのエコー写真なので早めに家族へ共有したり、メモしたりしておくのが大事ですね。
ちなみにわたしの場合、妊娠初期は自宅近くの個人クリニックへ、妊娠中期以降は里帰り先で県立総合病院へ通っていました。実は、病院によってエコーの対応が大きく異なります。
最初に通った個人クリニックでは2D(白黒)超音波写真を渡されるのみ。3D、4D写真のプリントは有料対応となっていました。
立体的な画像でよりリアルに赤ちゃんの様子がわかる3D、4Dも気になりますが、とりあえず2Dでも様子がわかるので「追加を払ってまではいらないかな」といつも2D写真のみいただいていました。
いよいよ里帰り。県立の総合病院での診察です。「エコー写真が1枚もらえたらいいのだけど。どうかな」とあまり期待せずに向かったところ…。
なんと、写真だけでなくDVDでの動画提供も無料でされていて「ほしい方はこちらを診察時に持ち込んでください」と空のDVDディスクが用意されていました。
液晶に写された超音波検査の様子をすべてDVDに入れてくれます。診察へ来られない夫にも赤ちゃんの様子を見せてあげられるので、とてもありがたかったです。
そしてこちらが申し込むことなく、4Dで診察されて、赤ちゃんの目のくぼみや鼻のかたちまでくっきりとわかる姿を見ることができました。
初めて妊娠するわたしは「妊婦健診」とひとくくりにしていたので「エコーの種類」や「提供方法」に大きな差があるとはまったく考えていませんでした。考えてみれば、設備やサービス内容が病院によって異なるのは当然ですね。
病院によって対応が異なるので、エコー写真について気になる方はぜひ病院で対応内容を聞いてみてくださいね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:なつめももこ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:3歳
滋賀県在住のライター&イラストレーター、管理栄養士。人間関係に悩んでいた正社員時代に「負の空気を背負ったまま娘と接するのはよくない!」と思い、退職してフリーランスに。Twitterやインスタで、日々の子育てや出産時のことなどを発信中。
Twitter:@natsume_momoko
Instagram:@natsumemomoko
ブログ:なつももblog
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