今回は、私が妊娠中に体重が増えすぎてしまい、やってしまった失敗談です。
私は3回妊娠をしていて、3回ともかなり体重が増えてしまいました。
1回目の妊娠ではトータル+16kg
2回目の妊娠でもトータル+16kg
3回目の双子妊娠ではトータル+24kg
これも出産前最後の健診時の数字なので、実際はもう少し増えていたと思います。
ちなみに3回とも妊娠5ヶ月の健診の時点で+10kg超でした。
特に臨月、正産期に入ってからは「水を飲んでも太る」という言葉通り…
息をしているだけでも増えるんじゃないか、という勢いで増えていたことを鮮明に覚えています。
妊娠初期、食べづわりが終わるまでは仕方ない!と割り切って、気持ち悪くならないように、ならないようにと、ほぼ常に絶え間なく食べ物を持ち、頬張っていました。
おかげでつわりが終わり安定期に入った頃には、すでに体重は「妊娠期間中の理想の体重増加量」のほぼ上限まで増えきっていました。
もう頭を抱えるしかありません。
これ以上体重を増やすと医師に注意されてしまう…!と焦った私は、とりあえず健診日前日の夜の夕飯を軽めに、当日の朝ごはんは抜きにして、健診に向かいました。
すると看護師さんから突然、「おぐらさん、疲れてます?」と聞かれました。思い当たることのない私は疑問符が浮かぶばかり。
「いや、尿検査でケトンが出てるのよ。朝ごはんちゃんと食べてますか?」
通常時は出ないはずのケトン体ですが、脱水や栄養障害が起こっている時に検出されます。つまり、ご飯を食べていないと検出されることがあるのです。
おなかペコペコの状態だった私はバッチリ指導されました。妊娠7ヶ月の頃でした。
周囲の友人たちからも「健診前は我慢して、終わってから少しご褒美を食べてる」という話を聞いていたのですが、夕飯減らして朝ごはん抜きはやりすぎだったようです…。
どんなに体重が増えても目先の体重に囚われてはいけない、と思った出来事でした。
その後は健康的な食事を意識して生活した結果、
どうにか後期の体重増加はだいたい2週間で0.5kgずつで済み、
そこだけ見れば理想的な体重増加かな…というところに落ち着きました。
特に運動はしていないのですが、高カロリーなものを避け、食べ過ぎ・間食に注意し、「適正量」を意識して食べたのにそれくらいは増えてしまったので、前半の暴食分を取り戻すことはできず、結果的にかなり増えてしまいました。
ここからはリスクの話になりますが、
体重が増えすぎたことで、どの産院でも注意されたのが
「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」でした。
3回目は双子のため予定帝王切開と決まっていましたし、双子だったため体重増加については厳しく言われはしませんでしたが、これらのリスクについてはよく言及されていました。
実際私自身、元々通常時の血圧は低めだったのですが、妊娠8ヶ月頃から120近くまで上がっていたので、ヒヤヒヤしたのを覚えています。
また、妊娠糖尿病にはならなかったのですが、2回目の妊娠時は血液検査に引っかかり、別日に再度ブドウ糖負荷試験を行いました。なんとか妊娠糖尿病の診断は免れましたが…、こちらも体重の増えすぎが影響したのかな…?と感じています。
産後は、通常通りの食生活に、ほぼワンオペ育児でバタバタ動き回っていたのに加え、長男も次男もとてもよく母乳を飲む子だった(そして私も母乳が比較的出る体質だった)ことで、産後みるみる体重が落ち、産後半年ごろには妊娠前体重に戻っていました。
ウワサで聞いた「授乳ダイエット」とはこれか…と思った記憶があります。
ちなみに3回目の双子の育児ではミルクと混合だったこともあるのか、なかなか体重が戻らずに苦労しました。(最終的には戻りました)
なんにせよ、体重は増えすぎないに越したことはない!!
と自信を持ってお伝えできますので、皆様体重管理には十分お気をつけてお過ごしください☆
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:おぐらあんこ
年齢:30代
子どもの年齢:8歳、6歳、1歳双子
フリーランスのイラストレーター・漫画家兼4人の子供たちを育児中の母。 家の中心で家庭を回すと見せかけて、家族に全力で振り回される日々。 Instagramとブログでドタバタ日常エッセイ漫画を描いてます。
Instagram:@4kids_anko_twins
ブログ:キミらと愛しのドタバタ暮らし
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