こんにちは!三児のママ、愛田あいです。
妊娠・出産は奇跡!ママと子どもの数だけエピソードがある!
かくいう我が家も三者三様だった妊娠出産。そのエピソードを、振り返りながらお届けしています。
今日のテーマは「帝王切開後の回復を早めるには?」です。
私は予定帝王切開での出産を三回経験しています。
予定帝王切開と経膣分娩の大きな違いはなんだと思いますか?
当然赤ちゃんが出てくるところが違うのですが、それ以外で!
答えは、いつ痛みのピークがやってくるのか?だと思います。
帝王切開は、出産するまでは痛みのレベルとしてはそこまで強くないんですよね。
麻酔をするときの注射や、尿管を挿入されるときなど、ポイントで痛い作業はあるのですが、陣痛のように長時間苦しむような痛みは経験しないケースがほとんどです。
術中も麻酔が効いているので痛みは全く感じません。(稀に麻酔が効かないというケースもあるそうですが…!)
痛みが襲ってくるのは術後なんです。
術後麻酔の効き目がなくなってからが勝負なんです…!
この傷の回復を早めるコツは、結論「可能な限り早く体を動かすこと」だと私は思います。
術後できるだけ早い時期から体を動かすことは帝王切開に限らず大切と言われています。それにしてもびっくりするくらい早い段階で、看護師さんから起きたりトイレに行ったりするように促されます。
何回帝王切開を経験しても、身体の動かしはじめは痛いし辛い!
絶叫したいレベルで声が出そう!
なのですが、異常がなければ早く起きて身体を慣らすというのは本当に大切で、頑張って動かすことで日に日に楽になるんですよね。
手術をして1日寝ていただけで、驚くほど身体の状態は変改しています。
起き上がった時に眩暈がしたり、足がもつれたり。
最初からスタスタ歩くのは難しくても、例えば少し身体を起こした状態でベッドで過ごしてみるとか、ベッドのへりに腰掛けて柵や点滴棒を頼りに立ち上がってみるとか。できる範囲で身体を動かしていくことで感覚が戻っていくと思います。
立ったり歩いたりするのは、病院によっては最初は看護師さんの監視下でないといけないなどのルールがあるかもしれないので、無理はせずに!
私は1人で歩いていいと許可された後、ふらついてベッドにダイブしてしまったことがあります。そのくらい、手術が身体に与えるダメージは大きいです。
また、お腹を切っていると立った時に背筋を伸ばすのがとても大変です。ゾンビみたいとかエビみたいとかよく表現されますが、本当にその通り。手すりや点滴棒など、ちょっと体重をかけられるものがあるととても助かります。
退院する頃にはいつも通りの歩き方に戻るので、辛いうちは頼ってもいいと思います。
また、痛みが強ければ、痛み止めも使えるだけ使ったほうが楽だと思います。日数が経つにつれ、あるいは身体を動かすにつれ痛みも楽になっていきますが、最初のうちはどうしたって痛い!
でも最初に身体を動かすことが大事!となれば、苦痛をできるだけ取り除いて頑張る方が絶対に楽ですよね。
私は1人目の時は痛み止めもあまり飲まない方がいいのかな?と勝手に解釈し、かなり我慢して奮闘しましたが、2人目の出産の時に無理しないで痛み止めを飲むように言われて目から鱗でしたよ。
頑張るのが癖になっているみなさん、頑張りすぎないで!笑
そして最後に、これは個人的な感想ですが… 帝王切開の回数を重ねたせいなのか、年を重ねたせいなのか、1人目の術後より3人目の術後の方が傷の回復に時間がかかりました。
1人目の時は退院後すぐ動けた記憶がありますが、3人目の時は退院後も傷の痛みや全身の疲れやすさが長く続き、退院してから2週間くらいはそろりそろりと動いていました。
術後早くから動く努力をしたという点はどちらも同じなのに、です。
なので経産婦の方、「前も経験したから大丈夫!」と思わず、なるべく産後自分が休める環境のご準備を!
以上、帝王切開後の回復を早めるコツについてお伝えしました。
参考になれば幸いです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:愛田あい
年齢:アラフォー
子どもの年齢:6歳、3歳、0歳
ゆるくポジティブがモットーの3児ママ。等身大の3人育児を発信するインスタグラムは、白目を剥く日々に共感してくれる戦友がたくさん集まっています♪
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