私には三人子どもがいますが、毎回悩まされてきたことがあります。
それは、『ゲップのさせ方』について。
赤ちゃんといえば、授乳後にゲップをさせるものだけど、私はこれが苦手。
どうやっても、なかなかゲップをさせられません。
ゲップが出ないとすぐに吐き戻してしまうので、授乳後もしばらく体を横にさせて様子を見ていないといけない。
時間差で吐くことも少なくないから、吐き戻して喉に詰まらせたらいけない!と目が離せない。
これってなかなかのストレスです。
お腹にガスが溜まって苦しそうだし、どうしたらゲップをうまくさせられるかが、毎度課題でした。
そもそも、産院の授乳指導で教わった『背中をバシバシ叩く』やり方に疑問を感じていて。
振動をしっかり与えないとゲップが出ないから、大きめの音がするくらい叩いて、と言われたけど、あんなに強く叩く必要あるのかな?
かわいそうでは?痛くない?と常々気になっていました。
そこで、教えに逆らって背中を撫でるようにゲップさせていたら、
「◯◯さん、優しすぎ!もっと強く叩かないとゲップ出ないよー」
などと助産師さんに注意されてしまう始末。
以降、モヤモヤしながらも教わった方法でゲップさせていたけれど、あいかわらずゲップはうまく出ないし、その様子を見た母から、
「そんなに叩いて大丈夫?」
と言われて、やっぱりこれっておかしいよね!と再認識。
その後、ひたすらネットで検索して、正しいゲップのさせ方を研究しました。
結果、最適な方法をついに発見!
それは、少し背中を丸めてあげて、足はM字開脚の姿勢を意識。
その姿勢で、赤ちゃんの背中を下から上へ優しくさすってあげる。
たまった空気を押し上げるイメージで。
そうすると、ほぼ100%の割合でゲップをしてくれるようになりました!
ポイントはM字開脚です。
M字開脚は、赤ちゃんの股関節を守るために大切なポーズで、最近増えている股関節脱臼を防ぐためにも重要だと言われています。
そもそも、人は吐いたり咳やくしゃみをするとき、背中を丸めたほうがしやすいもの。
赤ちゃんも同じなのだそうです。
確かに、背中を反らせた状態でゲップできるかと言われたら、無理ですよね。
しかも、背中が丸まっていない状態で、背中をバシバシ強く叩かれたらどうなるか…それを体感するため、実際に友人に背中を叩いてもらったところ、ものすごく痛いし、かなり不快でした。
これを飲み物を飲んだ後にやられたら、ゲップどころか飲んだ物を吐きます!絶対!
弱めに叩いていたとしても、赤ちゃんにとっては結構な力だと思います。
もちろん、背中を叩いてうまくゲップさせられる人もいると思いますし、助産師さんも間違ったことを教えているわけではないと思うのですが、私は叩いてゲップさせる方法はおすすめしません。
なかなかゲップをさせられず悩んでいるママさんがいたら、ぜひ背中を丸めて、M字開脚で、下から上にさする方法を試してほしいです!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:えみきゅ
年齢:37歳
子どもの年齢:長男5歳・長女2歳・次女7カ月
慎重派の息子と大胆な娘に翻弄される日々。そして三番目の娘は、文句なしにかわいい!癒される!三人目は孫みたいにかわいいとは聞いていたけど、ここまでとは…。イライラすることや迷い、不安もたくさんあるけど、三人の天使たちに囲まれて、幸せな日々です。
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