初めて胎動を感じたのは妊娠五ヶ月に入る頃でした。
最初は胎動なのかガスなのか見分けが中々つきませんでしたが、すぐに分かるようになりました。
ポコポコとした可愛いかった胎動も、妊娠八ヶ月の頃には凄いことになりました。
ドコドコ!ボン、ボコボンッ!
胎動の激しさに「中に入っているのは本当に赤ん坊か?」と、ついつい思ってしまったり…
面白かったのは、赤ちゃんがお腹の中でオシッコをした時とシャックリをしている時でした。
第一子の時の胎動は、全体的に動いていただけなので
「あ、これは赤ちゃんの手足だ」と、ハッキリ分かった事は
ありませんでしたが、第二子妊娠の時は赤ちゃんの足や手がグイグイ皮膚を
押していて、「これは絶対足で押している」と、分かり
妙に楽しかったのを覚えています。
お腹の中から押してくる手足をコチョコチョとくすぐると
まるで焦っているかのように引っ込む手足が可愛くて仕方ありませんでした。
何故、胎動が第一子の時と、第二子の時と違ったのか、
助産師さんに訊いてみたところ
どこに着床するかで胎動は人それぞれ変わるのですね。
なるほど~!
そうこうしているうちに、妊娠九ヶ月目。
一般的に、赤ちゃんが大きくなってくると胎動は少なくなるとのことです。
私の場合は、最後まで赤ちゃんが下に降りてきてくれなかったので、夜眠る時はちょっとでも赤ちゃんが動くと苦しくて眠れませんでした。
赤ちゃんが動くと、瞬時に胃酸が逆流してくるのです。
夜中に苦しくては何度も目が覚めて、言いようのない虚しさがよく襲ったものでした。
そして、どうやったら眠れるか考えた結果、この姿で、ほぼ毎晩眠っておりました。
妊娠も終わりに近づくと、身体も辛いので、
「早く出てきてくれ~!」と、切に願ったものですが、
実際産まれてしまうと、胎動がなくなってしまったのが
なんとも寂しかったです。
もう一度だけ、胎動を感じてみたいですね。
因みに、たまにガスでエアー胎動を感じております。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
>>次回のエピソード:モーツァルト、モーツァルト、ひたすらモーツァルト!兄妹、それぞれの胎教の効果は…
著者:フクミー
年齢:34歳
子どもの年齢:4歳と2歳
勤めていた会社が潰れ無職になったのを機に妊娠を考え始め、29歳にて妊娠そして帝王切開にて出産。現在は一男一女の子育てに追われながら趣味のブログを子どもが寝静まった夜に更新する毎日。
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