それは妊娠9ヶ月に入って少し経った頃。
ある日突然胎動が少なくなり、一日中悩んだ末に病院に駆け込んだ私。
その時のエピソードをご紹介します。
妊娠33週を迎え、普段なら朝から夜まで激しい胎動を感じる毎日を過ごしていました。特に夜寝る時はまるでお祭り騒ぎ!勘弁してくれー!と思いながらも愛おしく感じていました。
ある日の夜、どれだけ寝返りをうってもなんだか寝づらい。体勢が悪いのか、お腹が大きくなったからなのか、少しの違和感を感じながら眠りにつきました。
そして次の朝起きると、明らかにお腹の中で赤ちゃんの位置がいつもと違うことに気づきました。
目では見えないけれど、確かにいつもと何かが違う…。
「もしかして逆子?いや、逆子というよりは左右反転したような感じだよなあ」と思いながらもお昼まではしっかりとした胎動を感じていました。
それなのに、昼食後。いつもならドンドコ騒ぎ始めるタイミングに、静かな我が子。
全く胎動を感じないわけではありませんでしたが、いつもよりゆっくりと動いていて、胎動の強さも弱くなっている気がしました。
どんどん心配になってきた私は、家族に電話して相談することに。
なんと私の義母は子ども5人を産んでいる超ベテラン!
ちゃんと相談できたことで私の心も落ち着き、一旦様子を見ることにしました。
ただ、夜になってもいつもの胎動が戻ることはありませんでした。その時、また義母から電話が。
「やっぱり、何か心配になってきたから、病院に行っておいで!」もう夜の21時を過ぎていましたが、夫とタクシーで産院に行くことになりました。
産院に着くと、深夜担当の先生が素早くエコーで確認してくれました。
「赤ちゃん、元気ですよ!ただ、位置がいつもと逆向いてるね。」
安堵のため息をつきながら、やっぱり!と思いました。
朝感じた通り、左右反転した位置に移動していた我が子。
昨日の夜、私が寝返りを打ち過ぎたからかも知れません。それでも元気でいることを確認できたことが何より安心できました。
帰り道、すぐさま家族に電話で報告。
何も問題はなかったと伝え、笑い話で終えることができました。もう夜だし、病院に迷惑かけるし…とたくさん迷っていましたが、大騒ぎしてでも赤ちゃんの状態を確認して本当によかったと思いました。
そして、実際に入院出産する際に、また深夜担当の先生に診てもらうことがありました。一度お会いしていたことで緊張することなく診察してもらうことができたのも良かったことの一つです。
この経験で私が感じたことは、自分が感じた違和感に間違いはなかったということでした。
今回赤ちゃんに問題はありませんでしたが、実際に赤ちゃんの向きがいつもと変わっていました。お母さんが感じる少しの違和感を無視せずに、赤ちゃんのことを一番に考えて行動することが大切だと感じました。
もし、胎動に違和感を感じたら、すぐに産院に相談してみてくださいね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:はぐはぐ
年齢:アラサー
子どもの年齢:1歳
娘のおせと1歳と女子力高めな夫、猫2匹とのんびり暮らし。ぐうたら育児生活を送っています。新生児から現在までの育児漫画をInstagramで毎日投稿中!時々、ママ向け英会話の先生。
Instagram:@hughug_baby
ブログ:はぐはぐブログ
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