息子の出産予定日は6月30日でしたが、
初産ということもあり早い段階から先生に
「予定日より遅れるかもね」と言われてきました。
そして迎えた予定日当日。
まさか陣痛が始まるまでにこんなに時間がかかると思いませんでしたし、
まさかそれがお花の香りで起こるとも思いませんでした。
ラベンダーやジャスミンの香りは子宮を収縮させるということから、臨月まではあまり近づけないようにと言われていますが、こんなに効果的だとは!(体質かなぁ。)
とりあえず、次の出産にも使おうっと・・・・(笑)(予定はないけれど・・・)
出産経験者の方に聞けばいろいろな話は聞けるけれど、
結局きょうだいですら同じ出産はないわけで、
この「どうなるかわからない」というのが不安で怖くてしょうがなかったんです。
その上「初産」「初孫」「親戚みんな安産」ということや、見なきゃいいのにSNSの「超安産でした~☆」というような記事を見て悶々としたり、、いろいろな要因が「ちゃんと産まなくてはいけない!」というプレッシャーになり、そのプレッシャーが10ヶ月という長い時間をかけてどんどん大きくなって・・・。
さらに心配症でネガティブ思考な私ときたらもう不安で不安で、
でも、
これから母になるんだから強くならなくては!
という想いが次第に強くなり、後期あたりからはいつも強気で明るくいたつもりです。
そんな中うまいこと陣痛が始まらず、なんでもない言葉でプツンと緊張の糸が切れてしまい、我慢していた不安があふれ涙が止まらなくなってしまったのでした。
今ではいい想い出ですが、出産を前に不安になっている人がいたら
「大丈夫大丈夫~♫」なんて気軽に言わずに、
「不安だよね、話きくよ」と言ってあげたいです。
ちなみに義母は会う度にいろいろなものをくれるんです! 私自身がプレゼント好きなのでもらうのももちろん好きで、この手の「お楽しみ袋」、大好きなんです。
しかも義母のセレクトが予想外!いったいどこで手に入れるんですか?というものばかり。そして良質なものばかり!(今話題の工房のホットケーキの粉とか、ホテルの高級スープのレトルトとか。本当にどこで仕入れているのだろう・・・・。)
そんな訳でどら焼きと一緒に香り袋が入っていてもなんらおかしいことではなかったのですが、予想外ではありますよね! 預かった夫もどういう理由でこれがあるのかを「へーへーへー」と、まったく覚えてきてくれないんです。
そんなこんなで予想と全く違う展開と、予想外のものに救われた、忘れられない陣痛の思い出です。
>>>次回のエピソード:12時間もの強烈な陣痛に耐えるも、まだ1cm!立ちはだかる「子宮口」の壁に涙…
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ナナハル
年齢:25歳
子どもの年齢:1歳
アパレル会社にて子供服の企画デザインに携わり、2014年7月やんちゃすぎる息子"ハル"の出産を機に退職。
1歳を機にインスタグラムにて「ナナハル絵日記」を開始。毎日の何気ない出来事や1ヶ月ごとの成長記録イラスト、4コマ漫画を投稿中。
たまにハンドメイドも。
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