出産の話の続きです。
私の産院は総合病院だったので、受付で陣痛が来ていることを告げると受付の方が車イスを用意してくれました。
人生初の車イスで産科病棟へ移動です。
やや混雑するエレベーターの中で陣痛が来たときは、周りが少しざわつきました。
産前に病棟見学もしていたのですが、私の産院は総合病院にしては珍しく(?)フリースタイルのお産が可能だったため、病室もホテルの一室のような感じでした。個室代がかかりますが、夫やきょうだいも泊まることが出来ます。希望者はこの部屋で陣痛からお産、産後の入院生活を過ごします。
着替えをし、内診をしてもらうと子宮口の開きは5cmほどでした。
実は私、病院に着きさえすれば助産師さんに付きっきりでいてもらえると思っていたんですが、いざ産むぞとなるまではあまり構ってもらえないんですね。時折子宮口の開きチェックをしに来てくれるのがとても嬉しかったです。
数時間かけてではありますが、着実に子宮口が開いていきました。
1cm開くごとに「よし!ゴールが近付いてる!」と達成感があり嬉しかったです。
7cm開いた頃にはもういきみも出ていたように思います。
自分の状態もよく分からず、痛みも永遠に続くかのようだったので、子宮口の開きは私にとって大切なバロメーターでした。
ちなみに夫も私から遅れること一時間ほどで病院に着きました。一ヶ月ぶりの再会だったにも関わらず、顔を会わせて早々に私が言ったのがこちら。
陣痛に耐えることに必死だったんですね。
痛みについては改めて詳しく書けたらと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:こたき
年齢:27歳
子どもの年齢:1歳11ヶ月
2015年3月に娘を出産。かわいい我が子の成長をtwitterで綴っています。
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