>前回エピソード:父親になる自覚あるのかな?無関心な夫の“父親スイッチ”を入れたのは… by さやえんどう
ある日突然送られてきた腹帯。
うっすら知識はあったものの、古い慣習だと思っていた私はあまり関心がなく。
なので正直「戌の日の通過儀式」くらいに考えていました。
そんな私に反比例して夫は腹帯に熱心で、戌の日からどんなに忙しい朝も
必ず腹帯を巻いてから出勤するようになりました。
最初はお腹もまだそんなに出ていない&巻き方も下手なのでずれるし厚ぼったいしで
違和感しかなかった腹帯も徐々に巻き方が上手くなり、月数が進むにつれてせり出してくるお腹にぴったり安定するようになりました。
そうなると、重いお腹をクッと引き上げてくれる腹帯が心地よくて。
お腹も楽であたたかくて、背筋もピッと伸びる感じですっかり手放せないものになっていました。
毎朝の腹帯タイムは夫婦にとって胎児に思いを馳せるとても充実した時間だったな。
あの時は「使わないのにこれどうしよう」なんて思っちゃってお義母さん本当にごめんなさい。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:さやえんどう
年齢 アラフォー(当時24歳)
寝転んでマンガを読む事と甘い物が大好きな私&宇宙人風の夫のもとに、授かりものが舞い降りてきました。その息子も今年自立して今は夫婦&猫2匹とベトナム暮らし中。
Twitter:mamepina
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