こんにちは、さやかわさやこです。
前回からの続きになります。
チグハグファッションを着替えなおした夫と共に、車に乗っていざ出発。
長男と次男を出産した病院ではすったもんだあったので、今回は次男出産後に卵巣の緊急手術をした病院で産むことに。
病院に到着する頃には陣痛は7分間隔になっていました。
陣痛室へ行き、着替えをしてベッドの上へ。
そして、さやこ定番修行僧スタイルでスタンバイ。
※修行僧スタイルにつきましては、次男の出産エピソードをご覧ください。
ふと気づくと助産師さんが私のそばを離れず、ずっと隣に寄り添ってくれていました。
少し私から離れるときにも必ず声かけをしてくれる助産師さん。
なんという安心感でしょう。
長男と次男を出産した病院では、分娩室に入るまでは放置プレースタイルでした。
ひたすら己と向き合う陣痛タイムしか知らない私は、この安心感あふれる陣痛タイムに感動したのでありました。
そうこう感動しているうちに陣痛は5分間隔に。
助産師さんに「経産婦さんで進みが早いと思うので分娩室に移動しておきましょう」と言われました。
まだ陣痛室に来てから20分くらいしか経っていなかったので私はびっくりしました。
長男は38時間、次男は9時間かかったので、このようなスピーディーな展開は初。
『ついに私も3人目にしてスピード出産か…』と、少しドキドキしました。
分娩室の準備ができたとのことで、陣痛の合間をぬって分娩室へ移動。
長男のときは陣痛中にサクッと帰宅した夫。
次男のときは陣痛室までだった夫。
今回こそは分娩室まで入ってほしい!
この地獄の苦しみを見せつけたい!そんな気持ちだった私。
事前のアンケートで立ち会い出産に丸をつけていたのですが、やはり「あー…いや、ちょっと…」と渋る夫。
『今回も立ち会いは無理か…』と諦めかけたそのとき…
助産師さん!神!!
かくして夫は3人目にして初の立ち会い出産をすることに。
分娩室に入り分娩台へ上がると、いよいよだなという緊張感が出てきました。
助産師さんが言ったとおり、陣痛の間隔はどんどん短くなりお産が進んでいきました。
季節が夏だったからなのか、今までより進みが早かったからなのか、とにかく暑くて汗が止まりませんでした。
すると助産師さんが夫に、
「うちわで扇いであげたり、タオルで拭いてあげてくださいね」とにっこり。
普段ぶっきらぼうな夫がそんなことするだろうか…と疑心暗鬼だった私。
すると…
普段はテキトー男ですが、根は真面目な夫。
絶妙なタイミングで汗をふき、ほどよいそよ風を送る夫が、なんだかおかしくもあり愛おしくもあり、立ち会い出産に引きずり込んでよかったなぁと思ったのでありました。
次回、陣痛もいよいよ佳境に。
引き続き読んで頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:さやかわさやこ
年齢:36歳
子どもの年齢:8歳、4歳、2歳
日々、鬼化が進んでいる主婦。インスタグラムにて育児のことや、育児にまったく関係ないことなどを、夜な夜な描いては投稿しています。ブログ『母ときどき鬼』もぼちぼち更新中です。
インスタグラム:@futomomushi
ブログ:母ときどき鬼
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