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え?何が破れてるって?夜半のギャン泣きの原因は、中耳炎⁉ by 石塚ワカメ

こんにちは。石塚ワカメです。
フリーダムすぎる小2男児と3歳女児、激務で影の薄い旦那と余裕なく暮らしています。

あれは娘が1歳ちょっとの頃。
就寝中にシクシクと泣き出したと思ったら、やがて激しいギャン泣きに!

 

授乳しようとしても泣いて飲まないし、抱っこしても人気の泣き止ませソングを聞かせても、何をしても泣き止みません。
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夜泣きのたぐいで、抱っこしてればそのうち泣き止むだろうと思ったのですが、泣き始めてからもう2~3時間!

これはおかしい…。
どこかが痛むのか?

ぐしゃぐしゃに泣いてて錯乱状態のうえ、言葉がまだ喋れないお嬢。
自分からは身体の異変を伝えられないので、母は必死になって泣きじゃくる娘を観察しました。

よくよく観察してみると、娘は泣きながら、たまに手を片方の耳を触っています。

「これは!!!」

母はピーンときました。
最近ずっと鼻風邪もひいたし、息子が何度もやってるアレ…。
そう、中耳炎に違いない!

中耳炎は、昼間はなんともなくても夜になると痛みだすことが多いらしい(幼少期に中耳炎を繰り返していた旦那談)。

ソッコー近隣ので夜間救急外来を調べ、阿鼻叫喚で泣きじゃくる娘を放置してネットゲームに高じていた旦那に車を出すように指示をすると…


お前、ビール飲んでるやんけ!!!!
完全に戦力外通告!!!!!!

旦那には息子との留守番を頼み、寒空のした自転車かっ飛ばして救急外来に急ぎました…。
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寒空サイクリングが刺激になったのか、病院に着く頃にはケロリと泣き止んだ娘。
救急外来の先生に中耳炎の可能性があることを伝えるも、耳鼻科の専門医がいなかったこともあり原因が判明できず、蒸気吸入だけして様子見となりました。

帰ってからはまたグズグズと泣いていましたが、どうにか睡眠をとることができ、翌日朝イチで耳鼻科へ行きました。

耳鼻科の先生は娘の耳を覗くなり…
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え?何??
何が破れてるって????

「お母さん!重度の急性中耳炎!真っ赤っかに炎症して、鼓膜が破れちゃってるよ!これはもう切るしかない!!!なんでもっと早くこなかったの!?」と早口にまくし立てる先生。

大人になると、あまり他人に怒られることってないじゃないですか。
ひさしぶりの状況に、あれ?怒られてる?破れる?切る?鼓膜を??と盛大に混乱しながら
「すみません…。鼻風邪をひいてたので、小児科には行ったんですけど…」
と消え入りそうな声で言い訳すると…

「餅は餅屋!アナタ骨が折れて内科に行きますか?鼻が出たらまず耳鼻科!」

と、先生はテンポよく耳鼻科のキャッチコピーを唱えたあと、娘はすでに重度の急性中耳炎なので、鼓膜切開して膿を出してあげるしかないこと。軽度~中度の中耳炎であれば鼻吸引と抗生剤で治るので、鼻が出たら早く耳鼻科を受診すること。小児科や自宅の鼻吸引機と、耳鼻科の鼻吸引機は精度が違うので、過信しすぎないこと。と、優しい口調で説明してくれました。

娘はその後、先生の適切な処置のおかげで娘の中耳炎は完治しました。
しかし、先生の「中耳炎は繰り返す!」の予言どおり、娘3歳現在、何度も中耳炎になっていますが、先生の言いつけどおりに鼻が出たら早めに耳鼻科を受診しているので、中耳炎になっても軽度の治療で済んでます。

 

この耳鼻科の先生、診断も治療も迅速でとても信頼がおけるのですが、ちょっとだけ難点が。

娘の熱と鼻水の症状で耳鼻科を受診したところ、先生は鼻と耳を診て「よし、耳きれい!鼻のお薬出しとくね!」と鼻水の薬のみを処方されました。しかしなかなか熱が下がらないので小児科を再受診してみたところ、娘、インフルエンザでした…。

餅は餅屋で、鼻が出たらまず耳鼻科!
でも保護者の判断でセカンドオピニオンもしたほうがいいかもしれません!

 

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著者:石塚ワカメ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:7歳男児、3歳女児

余裕のないアラフォーがフリーダムすぎる子どもたちの成長を絵日記ブログなどで綴っています。著書は「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」など。

Twitter:@WakameEnk
Instagram:wakameenk

 

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