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教員時代にいろんな悲劇を見てきたから…。私がこだわりたかったランドセル選びのポイント by ハナウタ

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年長さんの一大イベントといえばランドセル選び!

最近はメーカーも色もデザインもバリエーションが増えて、選ぶのが楽しい反面、多すぎて何を選んだらいいかわからなくなりますよね…。ほんと、1年じゃ決められないくらい迷いました。

 

 

しかし私には、ランドセルに高ーーくて細かーーい理想がありました。なぜなら、以前小学校で働いていたので、毎日ランドセルを使う児童の姿や起こった事件を通して、いろいろ思うところがあったのです。

今日はその私の経験を元にした、こだわりポイントを紹介したいと思います。

軽くて丈夫、大きめサイズが入る、とかは大前提として、本当に細かい私の理想なので、参考までに…。

 

ランドセルって、そもそもなんでそうなってるん?ってこと、多くないですか??

まずずーーっと思ってることが、なんでカバーに3面も使うん??

 

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大人でもこんな開けにくくて使いにくいカバン持ってる人いないのに、なぜ大人より何倍も不器用な子どもにこんな難易度の高いカバンを使わせるのか??

下にかばんのロックがあることで、教室でも家でもカバンを横に寝かせないと物が取れない。毎日何度も出し入れするのに、ぱっと出したり入れたりできないし、すごく場所をとるし、不便だなーって思っていました。

 

わかりにくくなってきたので簡単に表にするとこんな感じです。[カバーが何面に渡っているか]で分類しています。

すべて私の個人の感想ですのであしからず…!

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ランドセルの形を保持するのであれば、○ーバーイーツみたいに上がぱかっと開くやつがあれば一番使いやすいのでは…と思いつつ、そんなデザインのランドセルは見つけられませんでした(ていうかあっても斬新すぎて使う勇気ないです…)

2面タイプは、最近は「半かぶせタイプ」とか「ロックが正面についているタイプ」とか、選択肢が増えてきましたよね。ランドセルに見えないほどオシャレなのもあったりして、普通に私が使いたい…。

3面タイプは、一番オーソドックスな形。
デザインも無限にありますよね。

正面部分が収納にもなる!という意見を聞いてなるほどと思ったのですが、私は日々の使いやすさから2面タイプ推しです。

(あと小学校が家から近いので、手荷物も耐えられるかな?と。これはその子のタイプや通学路等の環境にもよりますね。)

 

さて、ランドセルのなんでなん?に戻りますが、

ロックの金具部分!!!あれ厄介すぎません??

教員時代、児童がランドセルに入れ忘れたものをランドセル背負ったままの状態で入れてあげる場面はよくあったんですが、メーカーによって、回して開ける、真ん中を押して開ける、端っこを押して開ける…とかバリエーション豊富すぎてわからない。

なのに、さらにロックの位置が真下にあるがゆえ手元が見えなくて迷宮入り!なかなか開かない、開けたら閉まらぬ、でイライラしたことがあります…

 

それがめんどくさくてちゃんとロックしない子もいるんですが、それは悲劇の始まり。
ランドセルの金具をロックしなくて起こった悲劇2選…

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ランドセルの中身ザバーーー

(これは私が小学生の時の友人に起こったことなのですが、教科書はすぐには支給してもらえなくて、その子はずっと隣の子に教科書見せてもらってた…。衝撃的すぎて小学生の私は絶対ロックしてました。)

 

振り向いた瞬間他の子の目に当たる!
これは本当恐ろしい事件。でも起こりうる事件です…!
めんどくさいけど忘れずにロックはしようね…

というわけで、金具はシンプルで、1発で開き方のわかるものを。

 

悲劇つながりで、2年生なのにランドセルの紐がちぎれて新しいのを買い直した子もいたので、6年保証は絶対!(その子は2年生で違うデザインのランドセルが選べて嬉しそうでしたが、おうちの方の気持ちを思うと…)

 

そして、これは完全に私の好みの問題なのですが、内面のデザインってチェック多くないですか?

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まあチェックもかわいいんですが、昔からかわらず無難にチェックというイメージ。

バリエーションがあって選べたり、もっと言えば好きに替えられたりしたら楽しいのに!と思っていたので、内面デザインのおしゃれなものも探しました。

 

そんなわけで、軽くて、丈夫で、大判サイズ対応で、2面で開けて、金具がシンプルで、6年保証つきで、できるだけ中の柄がかわいい、
という選定ポイントを元に、ランドセル会社を2.3社に絞り

→会社別の注目ポイントを息子にプレゼン
→実際に背負いに店舗や展示会へ足を運び(コロナ禍だったのでどこも予約が必要で手間取りました)
→息子が色やデザインなどを選んで決めました。

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自分のお気に入りを背負いたい!って毎日の登校のモチベーションにもなるので、本人が気に入っているっていうのが一番大切ですよね。

  

余談ですが、ランドセル仰天エピソードを。

下校中に川に落ちた(!!)一年生が、ランドセルを背負っていたおかげで、沈むことなくぷかぷか浮かんで流されて救助されたって話を聞いたことがありまして…

ランドセルが子どもの命を守ることもあるんだなと。

子どもの6年間を彩る、運命のランドセルを選びたいですね!

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著者:ハナウタ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、2歳

写真で残せなかった家族の日常をイラストで記録しています。子どもが大きくなってから読み返すのが楽しみです。

インスタグラム:hanautahaluta

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。