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息子が「電車以外受け付けない」ほどの電車好きに。小鉄の母の悩み by ハナウタ

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息子が電車に目覚めたのは一歳半。

通信教育のDVDで、電車の歌に吸い寄せられるように画面にかじりつき、狂ったように何度も聴きたがり、そこから電車の世界にのめり込んでいきました。(もうDVDは擦り切れてしまったけど、まだ私は歌えます)

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息子に好きなものができたことはとても嬉しく、電車グッズを集めたり、電車を見にお散歩へ行ったり、乗りに行ったり、電車の絵本を集めたり。

これまで全く興味のなかったジャンルでしたが、息子の好きなものとなると自分も好きになってしまうもの。「息子の推しは自分の推し。」

元から電車に詳しかった夫と、家族で鉄道オタクな日々を過ごしていました。

 

 

しかし2歳になってからの息子は、「電車以外は受け付けない」ようになってしまいました。

いろんなものに興味をもってもらいたい私の気持ちとは裏腹に、
おもちゃはすべて電車関連。

絵本は電車じゃなきゃいや、
教育番組のダンスも絶対に踊らない、
絵は電車しか描かない、
図鑑も電車以外は受け付けない!
持ち物も鉄道関係しか無理!!

と、頑なな息子。

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児童館や園庭開放へ行って会う同世代の子たちの
いろんなおもちゃで遊んでいたり、
どんな絵本も楽しんで読み聞かせしてもらっていたり、
ダンスを楽しんでいたりする姿を見るたびに、
羨ましいという気持ちと、
こんなにすべてのことが「電車限定」で、息子、いろいろと大丈夫なんだろうか…という不安が。

 

そんな生活が続いていましたが、息子が3歳になる頃が、息子の世界が広がるターニングポイントになったように思います。

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ひとつめは新幹線のアニメ。

このアニメは、「新幹線が変形してロボットになる」というもので、見事に息子の子鉄心をキャッチ。

夢中で見るようになりました。

そこから「主題歌を歌っているアイドル」を好きになり、そのアイドル経由で「電車以外の歌やダンス」が、ついに解禁!

それに続いて、幼稚園へ入園したことにより、「電車以外のおもちゃ、絵本もOK」となりました。

 

この件で母の悩みは解決…
というか、むしろ開き直りを見せ、
「興味をもってほしいすべてのことを、鉄道に絡めていけばいいんだ!」という結論に至りました。

 

鉄道、とひとことで言っても幅広く。

息子は、
鉄道でひらがな、数字、カタカナを覚え、
鉄道で時計を理解し、
鉄道で都道府県を制覇しました。

驚いたのが、教えてもいないのに四則計算の考え方を理解してたこと。どうやら鉄道は数学と深く関わっているようです。知らんけど。

 

6歳現在、息子の世界はぐっと広がり、興味のアンテナが多方向に広がるようになってきました。

妹が生まれたことで、母と同じく「妹の推しは自分の推し」となり、さらに好きなものが増えました。

でも一番好きなのは、ずっと一途に電車。

これからも自分の「好き」を、大切にしていってもらいたいなと思います。

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著者:ハナウタ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、2歳

写真で残せなかった家族の日常をイラストで記録しています。子どもが大きくなってから読み返すのが楽しみです。

インスタグラム:hanautahaluta

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