こんにちは!けろまいまいこです。
今回は妊婦健診の時に判明した、風疹についての衝撃事実についてお話しします。
私が第一子の妊活を本格的にはじめる前、雑誌を読んでいると風疹の危険性についての記事が目に止まりました。
妊娠初期に風疹にかかるとお腹の赤ちゃんにいろいろな障害が出ることがある…そのことを知った私はすぐに実家の母に電話をして自分の抗体の有無を確認しました。
「大丈夫、風疹の予防接種うけてるわよー。母子手帳にも書いてあるから大丈夫!」
私は母の返事に胸をなでおろし妊活クリニックの門を叩きました。
しかし妊活準備のためにひと通りの検査をしたところ、なんと風疹の抗体が不十分であることが判明。妊娠する前に分かったことは幸いだったのですが、なぜ自分に抗体がないのか不思議でした。
「何十年も前のことだから抗体が消えちゃったのかな?」
「あるいは、お母さんの勘違い?子ども3人もいるし(私は三姉妹の末っ子)、お母さん最近トシで忘れっぽかったり思い込み強くなったりしてるからな…」
などと考えましたが、とにかくワクチンを打ってひと安心。
無事に第一子を出産し、そして数年後…。
念願の第二&三子の双子を妊娠。
ワクワクしながら妊婦健診に通っていると
「血液検査の結果ですが、風疹の抗体が不十分です。妊娠中にワクチンは打てないのでとにかく気をつけてすごしてください」
と言われ驚愕してしまいました。
?????
子供の頃にワクチンを打って(信ぴょう性100%ではありませんが)、上の子妊娠前にも打って…なのにまだ抗体が不十分?
先生に疑問をぶつけると
「抗体がつきにくい体質なんでしょうね」
とサラリ。
そんな体質があるとは…。
先生からは
「数値の上で交代値が不十分でも、きちんと接種歴があればそこまで心配することはないと思います」
と説明を受けましたが、それでも心配は尽きず、妊娠して20週(一般に妊娠20週までに風疹にかかると胎児に危険が及ぶと言われている)を超えるまではあまり家から出ずに慎重に生活していました。
夫にも抗体検査をしてもらい、外からウイルスを持ち込まないように気をつけてもらいました。
現在、私の住んでいる自治体では風疹のワクチンを打つにあたって補助を受けられるのは妊娠希望の女性本人やそのパートナー、同居人のみです。
私は専業主婦だったため「外にあまり出ずに気をつけて生活する」という防衛手段を取ることができました。
でも、妊娠初期に毎日電車通勤しなくてはならない妊婦さん、仕事でたくさんの人と接しなければいけない妊婦さんも多くいます。
そんな人たちが私と同じようにワクチンを何度打っても抗体のつきにくい体質だったら?
身近に妊婦さんも子供もいない人で、それでも見ず知らずの赤の他人のために自費でワクチンを打ちに行こうと思える人は少数だと思います。
「風疹は妊婦希望の本人だけが気をつければいい」ではなく、全ての人が自己負担なく公費で風疹のワクチンを打てるようになり、風疹の被害が少しでも減ればいいなと強く思っています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:けろまいまいこ
年齢:30代
子どもの年齢:5歳、2歳(双子)
毎日をなんとなく適当に生きている主婦。趣味はごろごろすることと絵を描くこと。苦手なものは料理と掃除。
Instagram:@pamskii3
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