幼い頃、だれしも思い描いたことがあるでしょ?
何歳で結婚して、何歳で赤ちゃんを産んで、子どもの性別はコレで、年の差コレの何人兄弟で~と。
いやあ、知りませんでした。
妊娠って思い通りにできないものなんですね。
解禁さえすれば出来ると思っていたのですよ。
周りには子供を育てている家庭がわんさかいるのだから、自分もそうなるのだと疑ってもいなかったのです。
それが、まーできない。
もしかして妊娠って大変なんじゃねーの?と思い始めた頃、ふと周りを見渡すと同じように赤ちゃん待ちの先輩方が。
こうして、気づけば妊活トリオが結成されたのでした。
妊活5年目、体外受精にチャレンジしているカコさん。
妊活2年目、そろそろ病院に通いだしたサユさん。
そんで、妊活始めたばかりのこの私。
だれかの生理が遅れたらとうとう妊娠したかと盛り上がり、遅れた生理がやってきたらみんなで落ち込んで、そうかと思えば一風変わったジンクスにハマってみたり、妊娠しやすくなると噂のお高いジュースを共同購入してみたり、そんな様子を見た大先輩にカツを入れられたりもして。
だけど、そんな妊活仲間の存在にずいぶん救われていたのです。
一人だったら、どうしたらいいか分からずにただただ落ち込む日々を過ごしていたと思うのです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:トマコ
年齢:37歳
子どもの年齢:10歳、8歳、5歳
イラストレーター/漫画家。岡山県倉敷市在住。26歳で4歳下のマサオと結婚し、妊娠出産で退社し専業主婦に。長男が1歳半の時、育児に思い悩み「しんどいと思うから余計にしんどくなるんだ、色メガネをかけて日常を楽しく見て、発想の転換をしよう」と始めたのがブログ「あぁ、トマコの生きる道」。今まで絵も漫画も描いたことがなかったのに、無謀に始めたこの漫画ブログが人気になり書籍化。以来、イラストレーターとして雑誌・WEB等でお仕事をしている。
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