夫が外で一生懸命働いているのに
私が家で夕飯をつくらないでお惣菜ですますというのは
なんだか「楽」しているようで罪悪感があり
妊娠中や産後数ヶ月や体調不良でないかぎりは避けていました。
…が、
夫が残業で子供たちが寝た後に帰る日が続き(今も)、
休日出勤なんかもよくあり、
子育ての比重がほとんど自分にきていて、
そして長男が偏食なところがあるので(それでも最近はどんどん食べるようになってきましたが)、
夫とは別に1品料理したり、当時は次男の離乳食も作ったりしていてバタバタし、
そのせいなのか「夕方」から特にイライラすることが大幅に増え、
ある日、「あーもー夫の夕飯はお惣菜でいいや」と、投げやりになってとうとう買ってきました。
お惣菜を買ってきた日は、
「ああ…ちょっと楽になったかな?」くらいの気持ちでしたが、
よくよく考えたらこの日はイライラすることが前より減った気がして、
「ああ料理の手間だけでなく、調理道具やお皿洗いも大幅に減ったから時間が増えたんだな…」と思いました。
そしてまたその4~5日後くらいにお惣菜を買ってみました。
「ああ…やっぱり楽かも」
「それと夕方イライラすることが少し減ったから
なんだか子供とお話したり遊んだり楽しい…」
そんな気持ちになりました。
イライラが減ると思考停止状態が減って、
「夕方バタつかないためにはどうしたらいいか」を考えるようになり、
子供の食事も朝か昼に1品は作ったり、
夫の夕食の準備なんかも朝や昼にやるようになったり、
そしてなにより笑顔でいられる時間が増え、
子供たちにも良い影響が出るんじゃないだろうかと感じました。
私の場合はいっぱいいっぱいになると思考が停止して、良い案がうかばなくなるし、
現状を変えようとも思えなくなるし、そんなパワーがなくなるようです。
なので「楽して気持ちの余裕をつくること」は思考を動かすためにも、とても大事。
今後は我が家は裕福な方ではないので、
経済状況に応じて、楽できるところは楽したいなと思っています。
(今は1~2週間に1回は夫の夕食はお惣菜を利用しています。手作り品+お惣菜というような使い方も最近知ったので取り入れていこうと思っています。)
>>>次回のエピソード:だから子育てはおもしろい!ママ歴3年目でも「新米ママ」感が抜けないわたし
著者:園田花ヨウ
年齢:30代
子どもの年齢:長男2歳・次男0歳
九州在住。長男が0歳の時に育児漫画ブログを開始。現在は子育てに、驚きやヒラメキや可愛さ楽しさしんどさを感じながらWebで育児系の漫画を連載したりしている。
育児漫画コミックス「おびえる?子育て日記」発売中。
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