赤ちゃんが欲しいと思ってから、2年が経過しようとしていました。
産院で排卵日を予測してタイミングを計るものの、思うように妊娠することができません。排卵日あたりにタイミングを取ったあとは、「今度こそは妊娠したかも!」と期待してしまいます。そして生理がくるまで、体の変化を必要以上に気にしていました。いつもより体温が高めだと、必要以上に妊娠を期待することも。しかし、いつも生理がきてショックを受ける繰り返しでした。
生理予定日ごろになれば妊娠の有無が分かるのですが、つい結果が早く知りたくてたまりません。そこで妊娠超初期症状には、どういったものがあるのか片っ端から調べてみることに。
ネットや育児本を見ると微熱が出る、頭痛、お腹が張るなど様々な情報が溢れていました。また生理前と似た症状が起こるという情報も。例えばニキビが出やすかったり便秘や下痢、頭痛などの症状です。生理前に起こる症状と似ていると、妊娠超初期症状だと気づきにくいです。
やはり妊娠超初期症状をキャッチすることは難しいのかな?そんなことを考えながら過ごしていると、ある体の変化が起こりました。
それは生理予定日の2日前のことでした。仕事中、午後4時から始まるミーティングで恥ずかしい思いをすることに。静かな雰囲気でミーティングが進むなか「グルグル~」と突然私のお腹が鳴り響きました。なんだか急にお腹が空いてきたんです。昼食はふだん通りに食べたはずなのに、どうして?上司からは「まだ午後4時だぞ?昼飯きちんと食べたのか?」と笑われる始末。恥ずかしくて顔が真っ赤になり、ミーティングどころではありません。そのときは、まさかそれが妊娠超初期症状の兆候であったとは想像もつきませんでした。
翌日、お腹が空かないよう多めに昼食をとりました。しかし、その努力も水の泡です。昨日のミーティング同様にお腹の音が会議室に鳴り響きます。上司に「またか?」と言われ、爆笑の渦に包まれる始末。「穴があったら入りたい」ってこのことです。そんな症状と併せて、次に現れたのが「眠気」でした。お腹が空くうえ眠いという最悪なコンディション。働くのが辛かったです。
生理予定日がやってきました。いつものように基礎体温を測ると、体温がグッと上がったんです。そのときにはじめて、今まで起きていた症状は妊娠超初期症状だったのかも!と思うように。
結局、その予想が的中しました。
高温期が2週間以上続き「妊娠」を確認。思わず「やったー!」と叫んでしまうほど嬉しかったです。
この体験で感じたことは、なにごとも情報だけに左右されず、自分で感じる体調の変化に注意していきたいということです。妊娠超初期症状の現れ方も人によって違います。情報はあくまでも参考程度にとどめておく方がよいと感じました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:ビロード
年齢:36
子どもの年齢:5歳と3歳
やんちゃ盛りの5歳男児とおっとりした性格の3歳女児を育てています。子どもが何歳になろうと、育児の悩みは尽きないものだな~と感じる毎日を送っています。2人目の出産直前までフルタイム勤務をしていたため、仕事と育児の両立の大変さも経験。現在は専業主婦であり、働くママと専業主婦両方の大変さを身に染みて感じています。
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