40歳を機に、しっかりと人間ドックを受診しました。
5歳と3歳の二児の母。
まだまだ、仕事家事育児、がんばらないといけませんものね。
診断結果は、
「中性脂肪が高すぎます。このままだと投薬治療です。運動と食事制限をしてください」
日々の忙しさを理由に、目を反らし続けてきた、「2回の妊娠出産を経て増加したまま戻らない体重15kg」という現実。
「目をそらさずに見て!これ!!マジヤバイから!!!」と、突きつけられたのでした。
Dr.の指示は、「1日25分程度の有酸素運動」と「夕食のみの糖質制限」。
ポイントは「無理をしない」「ストレスを貯めない」「長期的に考える」。
「1ヶ月で●●kg減!」などと、無理して短期的にダイエットを達成しても、私の場合すぐにリバウンドするだろうし、そういったダイエットは内臓への負担が大きいので止めましょう、とのことでした。
具体的な数値は、月に0.5kg、1年で6kg、2年半で15kg減という、目標。
なんとなく、それならできそう!と思えました。
でも……夕食の糖質制限は、主食を抜くことで、続けられそうなのですが。
「1日25分程度の有酸素運動」、これが、やっかいで。
朝から晩まで、仕事家事育児に追われて、25分運動する時間なんて、なくないですか!!
子ども抱えて走ったりしてますけど、有酸素運動っていうより息も絶え絶えヨレヨレになってますし、それを25分なんてしたら倒れること間違いないですし。
Dr.からは、縄跳びを勧められて、「それなら子どもと一緒にやれるな♪」と思ったんですけど、一度やってみたら、25分って結構長くてしんどくて、翌日なんて雨降っちゃって……はい、続きませんでした。
「お風呂上がりにストレッチ☆」みたいな、育児中でもできる!みたいなの、やってみようと思うんですけど、夜の我が家ってバタバタで、風呂上がりは子どもに薬塗って水分取らせて歯みがきさせて仕上げ磨きして布団に入って絵本読んで寝る、ってストレッチってどこで?ってなっちゃったり、そもそも夜って体力の残りゲージゼロで25分間の運動するのも大変で……はい、言い訳ばっかりしても仕方ないんですけどね、でもね、無理に起きて夜中に走っても、私は絶対続かなくて、それだけは明白なんですよね……。
時間も体力もない。でもこのままじゃヤバイ。病気になったら、子どもたちに迷惑がかかってしまう……。
「どうしたらいいんだー!」頭抱えました。
「本当に、どこにも、時間はないのかな」
手帳のタイムスケジュールを眺めながら、思いました。
「少しでもいい。10秒でもいい。できること、ないかな!?」
例えば登園。車での送り迎え。「家から駐車場、園の駐車場から園の門まで、小走りしてみるとか……?」
洗濯物干したり、台所に立つ時に、背伸びしてみるとか。子どもの荷物や着替えの準備、家の中を小走りしてみるとか。
「運動とは言えないし、長時間はやれないけど……」積もり積もれば、なんとやら、じゃない?
洗い出してみると、25分に達するかどうかは微妙だけど、いろいろとできそうな気がしてきました。
特に、「お布団での絵本タイムに、足上げ腹筋」は、できそう感とやってやった感が強くて、これだけでも、1冊読む間の10分間だけでも、やってやろうと思えました。
「育児中に運動?無理!」と思っていたけど、書き出してみたら、細々とあって。
「やらないよりマシよね!」と、小さな達成感を積み重ねていけば、自信につながりそうで。
とにかくやってみよう!と思えたのでした。
そうして、現在、「育児しながらちょこちょこ運動ダイエット」を続けて3ヶ月。
-3kgと、ちょっとハイペースで減ってます。(これは、運動ではなく、夕食の糖質制限が効いてるっぽいですが)
2年半、無理なく続けて、健康な体をゲットしたいと思います!!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
>>次回エピソード:先が見えなくて、しんどかったあの頃の自分へ。育児のひと山を越えた今の私が伝えたいこと by うだひろえ
著者:うだひろえ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:5歳と3歳
マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。5歳男児&3歳女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ 流し中。
website:http://umeyon.net
最新刊:「伝えるチカラを身につけたらダメ旦那が稼げる男になりました」
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。
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