出産の話続きです。もうちょっと続きます。
陣痛が始まって約10時間、この頃には時間の間隔も無くなっていたのですが、子宮口の開き8cm~全開まではあっという間に感じました。この段階になってやっと助産師さんも常に近くにいて励ましてくれ、お産に向けた色々な用具の準備も始まりました。
フリースタイルのお産だったため、産前はどういう体勢で挑もうかな~と考えを巡らせていたのですが、最終的にベッドに横向きに寝た姿勢で子宮口が全開になり身動きも取れなくなったので、このポーズで最後まで行くことに。
ところで私の中で、自然分娩と言えばおしりにテニスボール!テニスボールは必需品!! と言うイメージがありました。いきみが来たら「夫にテニスボールでおしりを押してもらうんだ」と楽しみにしていました。
しかし実際にテニスボールを当ててみると、夫の腕が悪いのか私の尻が悪いのかフィット感がいまいちだったため、使用開始5秒で「あ、ごめん。それもういいや」となってしまいました。
びろうな話になりますが、私としてはピンポイントでおしりの「穴」を圧迫されたかったのに、テニスボールは「穴周辺まるごと」プッシュする感じだったんですよね。 結局、ガーゼをもらってそれ越しに自らの手でおしりを押し続けました。
そんなこんなで子宮口が全開になるとようやく「いきみOK」の指示をもらえました。 いきむって、下半身で何かとんでもないことが起こってしまいそうで少し怖いですね。
おびえながら1.2回いきむと助産師さんに「そろそろ破水するよ~」と言われ、そのすぐ後に下の方から「ぱんっ!!」と音がし、破水しました。
思わず夫と顔を見合わせて「鳴ったね…」と言い合いました。
それにしても、あの「そろそろ破水」と言う状態の自分の股間は一体どうなっていたんだろう…と時々考えてしまいます。見た目で分かるんですかね。
長くなってしまいましたが、次回娘が誕生します。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:こたき
年齢:27歳
子どもの年齢:1歳11ヶ月
2015年3月に娘を出産。かわいい我が子の成長をtwitterで綴っています。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。