こんにちは。インスタやブログで育児漫画を描いている、みたんと申します。
現在は専業主婦ですが、助産師資格を持っています。
現在、1人目の出産時のお話を書かせていただいてます。
週数は39週6日。予定日の前日です。これまでまったく前駆陣痛もなかった私。夕方、毎日恒例のお昼寝から目覚めたら突然下痢のような痛みが来て…というのが前回のお話でした。
最初は下痢のときの腹痛のようだった陣痛が、徐々に本気を出していき…
夜22時、ベッドに入る頃には15〜20分間隔で下腹をギューーっとされるような強い痛みがくるようになりました。
ベッド内で時計を見ている初産婦なので、病院に電話をかける陣痛間隔の目安は「10分おき」。
まだいいかなと思いました。
このとき私が待ちに待っていたのが、そう「おしるし」です。
おしるしは子宮口が開き始めるときに、子宮口の壁から卵膜が剥がれて出血するものです。
だから…
陣痛としてはまだ序の口程度なんだろうけど、一応もう6時間くらい痛いのに….(泣)
まあ初産婦だから仕方ないか…と諦め、とりあえずベッドに入って定期的な陣痛にひたすら耐えることにしました。
そして陣痛に耐えながら時間は過ぎ…
それは夜中2時ごろのことでした。
陣痛が終わりかけるときに、明らかにお股の間にスーっと温かい何かが垂れたのです。
「おしるしに違いない…..!!!!!!!!」
私はそう確信し、トイレに走りました。
おしるしだ….おしるしに違いない!!
トイレダッシュ パンツを下ろすと、そこには…鮮血が少量付いていました。
「いいいいいやったーーー!おしるしダーー!」
ついに私の子宮口が開き始めたのです。
鮮血だったのは、本当に今さっき子宮口が開き始めて出血したばかりのものだったからだと思います。量は本当にごく微量で、ナプキン付いた範囲は1円玉の大きさもないくらいでした。
本当にまだ全然少量の出血でしたが、私にとっては「お産がこれから進んでいくのだ」という希望の「しるし」でした。
そして、朝5時ごろ。
陣痛がたまに10分間隔で来るようになったため、病院へ電話したところ「入院バックを持って来院するように」と言われました。
ついに…!!!! 出陣….!!!
旦那を叩き起こして服を着替え、病院に行く支度をしました。(私が準備ができたときに、夫が呑気にヒゲ剃りをしていたのは若干イラっと来ました)
そして病院へ。
到着してすぐに助産師さんに内診してもらった結果は….
お腹が痛くなりだしてから、もう12時間は経つのにまだ2センチ….(正確には、陣痛間隔が10分になったところから分娩開始なので、まだ1時間くらいとカウントされます…)
実際、おしるしも、夜中に2時にスッと一筋出たのだけで、あれ以降は何にも出ていませんでした。(透明のおりものは多く出ていました)
子宮口、2センチなわけです。まだまだこれからなんだな、ということを実感させられました。
こんな状態じゃ、きっと一旦家に帰らされるだろうなと思いきや… 助産師さんに言われた言葉は…
「入院になります!」
えっ、初産婦でまだ2センチだよ!?
まだまだ時間かかるし、家でのんびりリラックスしていたほうがきっとお産進みやすいと思うよ!?家も近くて、すぐに来れるし…
一旦退院させてくれー! と思ったものの、あまり病院の方針にそむくのもよろしくないなと思い、ここはあっさり従って、入院しました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:みたん
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、2歳
インスタグラム・ブログにて日々のいろいろをイラストで描いています。元看護師・助産師、今は専業主婦。子どもは2歳差の兄妹(KPくん、ツーちゃん)。夫は天然です。
ブログ:みたんぶろぐ
インスタグラム:@mitandays
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