こんにちは、イシゲスズコです。
我が家には男児が3人と娘が1人。
上の年子男児が生まれてから幼児期、小学校入学当時は、元気が有り余る2人のお世話に明け暮れる日々が続きました。
今回は、その頃の私を支えてくれた心強い仲間たちのお話。
元気が有り余る息子たちにてんてこ舞い!
「座ってて!」と言っても座ってない。
「静かにして!」と言えば大騒ぎ。
よく言えば元気いっぱいの子供らしい子供(とよく近所のおじいちゃんおばあちゃんたちには言われました)。
悪く言えば手のかかる子供。
小さい頃の長男と次男はまさにそんな、元気が有り余るタイプの子でした。
末っ子三男が今そんな状況。母親歴12年目の今でこそ余裕を持って接することもできていますが、当時まだ初心者母だった私にはどう対応していいやら、てんてこ舞いの毎日でした。
私の育て方が悪いのかな…
友達に話したり夫と共有したり、それなりに努力はしてきましたが「今だけだよ〜」とか「男の子ってそんなもんだよね」とか、さらっと流されることばかり。
私の抱えているものに丸ごと共感してくれる人にはなかなか出会えませんでした。
息子たちと同級のお友達の落ち着いている様を眺めながら「私の育て方が悪いのかな…」と思い詰める日々。
その頃にツイッターで流れてきたのが「#○○死亡かるた」というハッシュタグを使った投稿の数々でした。
「#アホ男子母死亡かるた」が生まれた瞬間
「#デザイナー死亡かるた」などいろんなタグが生まれる中、私のタイムラインに流れてきたのが「#WM死亡かるた」でした。
働きながら育児するお母さんたちの奮闘ぶりに自分もおなじWM(ワーキングマザー)として「あるある!」と共感しつつ、ふと脳裏をよぎりました。
「これだ…」
愛すべき息子たちの言動に手を焼く自分の日々をかるたにして初めて投稿したのが
「【あ】朝送り出すまでが重労働 #アホ男子母死亡かるた」
あ行、か行と続けるとたくさんのママさんたちが「うちも!」「わかる!」と共感してくれて、続々と投稿してくれる人が現れました。
その後も「#魔の二歳児今日の癇癪」「#こんな注意する日がくると思わなかった」など思いつくままにタグを作ってはツイッターに投稿し、「あるある!」と共感してくれる人たちと遊んでいました。
アホだけど、愛すべき息子たちと娘たち
「#アホ男子母死亡かるた」に寄せられた声の中には「うちは娘だけど同じことやる!」と言う方も。
思い返せばそういえば自分自身もそんな何をしでかすかわからない幼少期を過ごしたような気がする…(お母さんごめんなさい)。
子供たちの言動を重く抱え込んでいたら辛くて潰れていたかもしれない。
たくさんのお父さんお母さんたちと笑い飛ばしては次の日への糧としていたあの頃。
みんなに支えてもらっていたんだなぁと懐かしく思います。
息子たちのアホな言動は収まりを見せつつもまだまだ健在。
育てやすいと思っていた娘もたまにあれれ?っていうおバカな言動を見せて私の過去を彷彿とさせることも。
たまにタグを読み返しては、奮闘していた過去を懐かしく思い返したり、その頃知り合ったお母さんお父さんたちとツイッターを通してお互いに馬鹿話をしながら楽しんだり、今もあのタグから始まった繋がりに日々助けられています。
余談ですが、このタグを作ってご指摘を受けて初めて「アホ」という言葉が関東以北と関西以南で大きく違っていることを知りました。
九州出身で関西在住経験のある私にとっては「アホ」という言葉には侮辱の意味はなく、軽い印象で使われることが多かったので関東の方には強いニュアンスで伝わることがあると知って驚いたのを覚えています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:イシゲスズコ
年齢:38歳
子どもの年齢:小6・小5・小3・5歳
九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。
ブログ:「スズコ、考える。」
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