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足の付け根の痛み、つま先の痺れ…妊娠で伸びた靭帯が原因だった!? 運命のキネの指摘に驚愕 by さとえみ

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4番目に会ったキネジストは高さが自在になるベッドに仰向けに横になれと言った。

 

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そしてその後ベッドの際に腰が来るように後退させ、左足のみをあげてみたり右足のみをあげてみたりしていた。すると左足のみをあげていた時は右足はほとんど動かないのに対し、右足のみの場合左足が連動するように引っ張られたのである。

これはこのキネジストに来るまで全然知らない事実であった。

足の付け根が痛い…たぶん股関節がどうにかなっていると思いつつも実際自分の体がどのようになって痛むのか具体的に想像がつかなった。

 

驚いているとそのキネジストは説明を始めた。
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妊娠すると骨のつなぎ目の靭帯がゆるくなり(そういうホルモンが出ます。全員なります。)、出産後元に戻るはずだったが、あなたの場合、左足の骨の周りが緩んだままになっている。伸びた靭帯が痛みを作り、それは他の筋肉や靭帯にも影響するし最終的に歩けなくなるくらい痛くなることもある、と。

 

その説明を聞いて、うっすら「今までのキネとは違うかも知れない…!」と思い始めた。説得力が段違いだったためである。

途中までマッサージは…?とけげんに思っていただけに、この心境の変化は自分でも驚くべきものがあった。 日々の育児のストレスや腰の痛みですっかりダークサイドに落ちていた私…。

吊るされた一本の蜘蛛の糸を掴んでみたら、それがロープに変わった瞬間であった。

 

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しかし、現実は甘くはなかった。
容赦無く放たれる筋肉という言葉に、もう少しで「ブルータスお前もか!」と叫ぶところだった。

 

掴んでいる蜘蛛の糸がロープに変わったからといって、上に登るためには自力で這い上がっていくしかない。そういう現実を遅ればせながら痛感した瞬間であった。

 

 >>次回エピソード『出産で割れてしまった腹筋!?…腰痛の原因はココにあった!』

 

 

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著者:さとえみ
年齢:37歳
子どもの年齢:4歳6歳8歳

大阪生まれの大阪育ちで似顔絵師をやっていましたが、今はフランダース地方で白目むきながら三姉妹の母をやっております。日々の生活に追われながらも絵を描くことだけは忘れたくないと時間短縮のためにたどり着いたのはiPad miniでブログ絵を描くこと。考え方のまるで違うシロクマ似の旦那様と元気いっぱいの三姉妹に囲まれて、「パトラッシュ…もう疲れたよ…」と言いながらもブログを更新しております。

ブログ:フランダースの三姉妹 

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