こんにちは、きたあかりです。
出産翌日。
お世話になった病院では、帝王切開の場合は出産翌日から母子同室の予定でした。
胎便と呼ばれる真っ黒なウンチを見てはしゃいでいたのもつかの間、検査のためムスメはいったんNICUに預かられる事に。
もともと手術前から、羊水過多症だしおそらくNICUに入るだろうと言われていたのもあって入院自体はさほどショックではありませんでした。
もうお腹にいない事は寂しかったですけどね。10ヶ月もの間一緒にいて、たくさん話しかけて撫でくりまわして、その度にボコボコ動いて返事してくれてた人はもういないんだなと…。
誰もいなくなった病室で考えました。
この日印象的だったのが、入院の話をする先生や看護師さんの口調がすごく優しかったんですよね。悪く言えば腫れものに触るような、やわらかい口調と表情ですごく気を遣って下さっていました。
その優しさが逆に「ああ、これは深刻な状況なんだ、悲しいことなんだ」という実感を煽りちょっとだけグッときたりもしましたが、
私が泣くとムスメが可哀相な子みたいだし、ムスメは別にそれを望んじゃいないだろうし、そんな事よりも入院する程の不調と必死に戦ってくれているはずで、私はそれをサポートしなきゃならないわけで、そのためにできる事、すべき事は……
寝ること!
これ一択!
実際手術の翌々日からは麻酔が切れ始め、グングン増していく後陣痛と手術跡の痛みに悩まされる上に3時間おきの搾乳も始まっておちおち寝られませんでした。
搾乳ってけっこう大変なんです。出ないし眠いしホント闘いなんです…
もし産んだばかりのお子さんがNICUに入って不安な気持ちで過ごされてる方がこれを読んでくださっていたなら、心からエールを送りたいです。
退院したらイヤってほど一緒にいられるので、お子さんと自分のために今は寝ましょう!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
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