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長引く鼻水、耳さわりは中耳炎のサインかも!? 見逃しまくって両耳の鼓膜切開に…涙 by マルサイ

5月半ばから続いていた次男の耳鼻科通いがもうすぐ終わります。

多い時で週4回通い続けた耳鼻科生活。
小学校の下校時間に合わせ次男を校門まで迎えに行き、耳鼻科に着くのはいつも15時15分。
待合室では昔のドラマが再放送され、これを観るのが毎日の楽しみになるほどの常連患者(の付き添い)でした。

 

話は遡ること4月初旬。
何がきっかけだかわかりませんが、次男の鼻水がドゥルドゥル出始めました。

鼻水だけの症状だったので、まぁそのうち止まるだろうと呑気に構えていましたが、いつまでたっても止まらない。

次男を見るといつも鼻の両穴から上唇の間に柱が2本立っている状態で(図1参照)、いつしかそれがデフォルトになっているという異常事態が続きました。

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こりゃいよいよ耳鼻科に連れて行かねば!と思いながらも行きつけの耳鼻科は診察・待ち時間を合わせると2〜3時間はかかる人気耳鼻科。

耳鼻科に行く時間をなかなか確保できず、気づけば次男の鼻水が出始めてから1ヶ月…

名前を呼んでも返事をしないことが多くなってきました。
どうやら聞こえが悪くなっているようです。

次男は小さい頃よく中耳炎になりしょっちゅう耳鼻科へ通っていました。
自分でしっかり鼻をかめるようになってからは耳鼻科へ行く必要がなくなりましたが、この聞こえづらさは中耳炎の可能性が大‼︎

 

土曜日の午前診療はとてつもなく混んでいて、受付〜会計までの所要時間は3時間強。
診察結果は急性中耳炎でした。

急性中耳炎は風邪をひいた後などにのど・鼻のウイルスや細菌が耳管から中耳に入り発熱や痛みなどの炎症を起こす症状ですが、熱はないのに痛みがある、ということもこともあるそうです。


次男が初めて中耳炎になったのは赤ちゃんのときでした。

鼻水と発熱の症状を風邪だと思い込み小児科へ。
鼻水、発熱の症状以外に喉が赤く腫れてるということで診察結果は風邪でした。

ところが処方してもらった薬の効きが悪く、本当に風邪なのだろうかと疑心暗鬼に。
色々調べているともしかしたら耳が原因?と思いすぐさま耳鼻科へ。

ここで始めて中耳炎というものを経験したのです(実際に経験したのは次男ですが)。
薬はすぐに効き、ずっと続いていた機嫌の悪さもようやく治ったのでした。

後から気付いたのですが、機嫌が悪い時はずっと耳あたりを触っていましたが、中耳炎という予備知識がなかった私はこのサインに気付けなかったのです…(当時の次男よ、すまない)

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今回の次男の中耳炎はなかなか症状が重く、両耳の鼓膜切開が必要になってしまいました。

もっと早く受診していればここまでにはならなかったと思うと、本当に申し訳ないことをしました…。

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耳の聞こえはすっかり良くなりましたが、鼻水がなかなか止まりません。
鼻水は副鼻腔炎が原因だったようで、今も治療を続けています。

ただの鼻水だと軽く考え症状を悪化させてしまった悪い例ではありますが、長引く鼻水でお困りのお子さんには、中耳炎を引き起こす前にぜひ耳鼻科受診をおすすめしたいと思います。

 

 

 

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著者:マルサイ
年齢:37歳
子どもの年齢:7歳・5歳・2歳

子どもたちが寝静まった後の大人のゴールデンタイムに描いた絵日記をインスタグラムに投稿するのが最高の娯楽。趣味は田んぼの生き物を観察すること。単行本「男子が3人います。」(大和書房)発売中!

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