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飴ひとつで三兄弟が楽しく過ごせるならまぁいいか。ノンストレスな兄弟喧嘩の収め方 by マルサイ

我が家にはおもちゃがたくさんあります。
年々増えていくおもちゃに対して収納スペースは限られているため、時々数の見直しをします。

ところが8歳の長男が3~5歳の時に遊んでいたおもちゃを「さすがにもういらないかな」とゴミ袋に放り込むと、3歳の三男がすっ飛んできて「ボクがあそぶのー!」と持っていく。

6歳の次男がやはり小さい頃に遊んでいたおもちゃをゴミ袋に入れると同じように三男が持っていく。

そういうわけでせっかくおもちゃの整理をしたのに数は一向に減らず、「今までお兄ちゃんたちのものだったおもちゃがボクのものになった」と正式にお下がりが認定されたところで終了、となっています。

 

 

さて、三男のものになったといえども、元は兄たちのおもちゃ。
たまに三男が使っていると兄たちも使いたがります。

けれども三男は自分のものであることを主張。
それに対して兄たちも元・自分のものであることを主張。
ここからは絵に描いたような兄弟喧嘩が勃発

8歳の兄と3歳の弟がガチでおもちゃの取り合いをするという、大変情けない状況です。
たいてい長男がブツクサ言いながらも譲りますが、次男の場合はこうもいきません。
6歳と3歳の戦いは8歳と3歳の戦いに比べると次元が低い!
両者ともおもちゃのことなどどうでもよくなり、意地の張り合い&汚い言葉合戦になります。「う◯こジジイ!」だの「お◯らくさいヤロー!」だの…。最終的におもちゃを奪われプライドもズタズタにされた三男が号泣しながら私のところに来て次男の卑劣さを訴える、というのがお決まりパターン。

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このパターン、長男と次男の小さい頃に散々目にしてきました。
そしてそのたび二人を呼んで丁寧に言い聞かせ、時間をかけてでもお互いが納得いくカタチで解決させるという努力をしたわけですが、今となってはめんどくさいのである手段で速攻解決!

その手段とは泣いている三男に、「泣かされてかわいそうねぇ、飴あげるからあっち行って長男とテレビ見ておいで」と言って飴を渡すだけという何のひねりもない、非常に短絡的な手段です。

飴&テレビと聞きつけた次男は「ハイ!さっきはゴメンね!おもちゃ返すね!」と三男に詫びを入れ喧嘩のもとになったおもちゃを強引に押し付け、私のところへ猛ダッシュ。

次男「三男に謝っておもちゃも返したからオレにも飴ちょうだい!」
母「もう二度と三男を泣かさないと約束するならあげてもいいけど」
次男「絶対泣かさない‼︎」

そんな感じで約束を交わし(ほぼ茶番)、飴をもらうとダッシュで長男と三男のもとへ合流する次男。

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すると「オレだけ飴もらってない~」と長男がやってくるので飴を渡します。
(何もしてないけど飴がもらえるという棚からぼた餅的にラッキーな長男)
そしてその後はさっきまで喧嘩をしていたとは思えないくらい仲良くテレビを見て大爆笑。
と、この一連の流れがほぼ毎日あるのが、我が家の日常です。

 

飴と鞭を使い分けるほど器用ではない母ですが、飴ひとつで三兄弟がニコニコ楽しく過ごせるならまぁいいか、と今日もゆる~く三兄弟を見守る母なのでした。

 

 

 

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著者:マルサイ
年齢:37歳
子どもの年齢:7歳・5歳・2歳

子どもたちが寝静まった後の大人のゴールデンタイムに描いた絵日記をインスタグラムに投稿するのが最高の娯楽。趣味は田んぼの生き物を観察すること。単行本「男子が3人います。」(大和書房)発売中!

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