はじめまして、0歳9ヶ月の娘(ゆいどん)の新米ママ、あいと申します。
今回は私の妊娠中の思い出をお話したいと思います。
妊娠がわかり、喜んだのも束の間。
8週頃からつわりが始まりました。
いろんな症状が出る方がいらっしゃると思うのですが、私はにおいづわりからの吐きづわりが主でした。
匂いのする食べ物はほとんど食べられなかったのですが、水分はとることができた為、入院などには至らず会社に通う毎日。
まだまだ初期だったので、同じ部署の数人程度にしか妊娠を伝えず安定期まで静かにつわりを耐えていました。
つわりでいろいろ困っていたのですが、中でも特に困ったのがお昼の休憩時間。
他の方々のお弁当やインスタント麺、レトルト食品など、、、普段は何の罪もない香りですが、いろいろ混ざり合いドアを開けただけて瞳孔が開いてしまう程、強烈な匂いに感じました。
その頃私が食べられていたものは、冷えた塩むすび。
デスクでの昼食は禁止されていたため、そこ以外で食べられる場所を探していました。
大きな会社ではなかったので、休憩室は1つだけ。
体調の悪い人が休める場所も用意されていません。
どこに行っても匂いがし、人が気になり、まともに昼食がとれない日が続きました。
ここなら食べられるかも・・・!!
商品の在庫や用具のストックが置いてあり、普段相当な用事がない限り人が来ない倉庫。
この一番奥に人が一人入れる程の隙間を発見しました。
匂いがしなくて、暗くて、狭くて、なんとまぁ落ち着けること・・・。
段ボールに囲まれ、やっとご飯にありつけました。
昼休みにここへ来てはご飯を食べ、しまいにはシーツとブランケットとクッションを持ち込み、昼寝をして体を休めていました。
一度他の課の方がやってきて、こんなことがありました。
本気で「ホームレスが住み着いてる!?」と思ったらしいです。すみません(笑)
そんなこんなで、この場所はつわりが終わるまで毎日通っていました。
つわりの時期は何をしてても気持ち悪く、会社にいる間は本当に辛かったですが、この場所にいる時だけは一瞬心安まり助かりました。
今、つわりでしんどい思いをされている方もいらっしゃるかと思います。
本当に、匂いが苦手であれば、そこから逃げて逃げて逃げまくってください。
そして自分が少しでも楽になる物や場所を見つけてください。
つわりで苦しんでいる皆様のオアシスが見つかりますよう、祈っています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あい
年齢:30歳
子どもの年齢:0歳
2018.5.6 長女(ゆいどん)誕生。 ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママです。 育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーにインスタグラムで漫画を描いています。
インスタグラム:@yui_dondon
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