こんにちは、三輪です。
今回は妊娠中の仕事の様子を振り返ってみようと思います。
制作にはタブレットやパソコンを使っていて、これが妊娠中の仕事を困難にさせる大きな要因になったのです…!
目からの情報過多による疲労が凄まじく、ピーク時は本で文字を読むのもしんどいくらい。
子宮と目の関係って、過去に読んだり聞いたりしたことはあったんです。
東洋医学的な考え方なのかもしれませんが、特に妊娠中、産後は目を酷使するのは絶対によくないと身近な人から話を聞いたこともあって。
私の場合は酷使する前に、体のほうが「NO!!!」と言っているパターンでしたね。
こんな状態だったので、パソコンやタブレットを使って仕事をしている私は、今の自分に合った仕事のやり方を考えなければなりませんでした。
具体的にどんな流れかといいますと、まずソファーの前にある机に、いつでも仕事ができるようパソコンやタブレットをスタンバイさせておきます。
そしてとりえずソファーに体をあずけボケ〜とし、時がくるのを待ちます…そう、仕事ができるその瞬間を待つんです!笑
すると、ほんとに1時間に1度くらい、そのチャンスがもらえるんです…
スマホを見ることも許されず、ただボケ~と時が経つのを待つしかないソファーの住人が、「今だ!」と思える瞬間が!
その時がきたら感謝の気持ちでペンを握りしめ、パソコン画面に向き合います。
しかし、シンデレラタイムはあまりに短く、数分後にはまた目がぐるぐる回りはじめ、パタンと横に倒れる…
これの繰り返しになるのですが、ソファーの住人タイムは体を休めることに専念して、そのかわりチャンスの時がきたらすべてを注ぐくらいの勢いで仕事をしました。
限られた時間の中でやるしかない状況でしたが、その分集中したせいか、不思議なことに仕事を減らしたりすることはなかったです。
このころの仕事のやり方は今でもかなり生きていて、以前よりも短時間で作業を終えられるようになり、時間の使い方が以前よりうまくなったなと感じています。
苦境の中で自分を救うために必死で考えて編み出した方法って、結構な財産になるかもしれませんね!
また、産休育休については、フリーランスなので全て自分の体調をみながら決めなければならなくて、そのあたりが妊娠中に私を悩ませたテーマでした。
なんせ初めてのことなので、自分の体がどう変化するかさっぱりで、予想が難し過ぎる。
フリーランスは休んだ分だけお金が入ってこないし、今後の依頼が減るんじゃないかとハラハラしちゃって休むの怖いし。会社員の産休育休制度が羨ましすぎました~。笑
そんな具合で悩んでも悩んでも答えがでず、結局臨月突入するあたりにようやく休業、そして産後は1ヶ月で再開、というスピード感ある感じになってしまいました。
これは、たまたま私も子どもも元気で、パートナーも自営業で時間に自由がきくので果たせたことだと思っています。
元気と言っても私の目の調子の悪さは産後まで続いていて、体に無理いって頑張ってもらっていた部分もあると思うし、もっとフリーランスが安心して休める制度があったらな〜!!!なんて夢みてしまいます。
産前産後、体と頭の意見が食い違うときの交渉術、何かの参考になれば嬉しいです笑
とにかく今は、頑張ってくれた私の体には感謝の気持ちでいっぱいです!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:三輪夏生
年齢:30代
子どもの年齢:2歳
イラストレーターです。 岐阜の小さな町で夫と息子と暮らしています。 日々の生活や畑、子育てなどをテーマに漫画や絵日記を描いています。
note:三輪夏生
instagram:@miwa_morning
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