こんにちは、さやかわさやこです。
前回からの続きになります。
無事に出産を終えて安堵しながら夫と会話をしていると、先生がこちらにやってきました。
胎盤が残っている…?
私は予想外の言葉に一瞬頭が?だらけになりました。
『でもまあ残ってる胎盤を出すだけだし、たいしたことじゃないだろう』私はそんな風に軽く考えていました。
『あれだけ辛い陣痛を乗り越えたんだし、それ以上きついものはないだろう』と安心しきっていたのです。
私は先生に「どのように処置するんですか?」と聞いてみました。
すると…
掻き出す…その言葉の響きに少し嫌な予感がしました。
そしてその予感は的中しました。
先生が残った胎盤を掻き出し始めたのですが、その痛さといったら…!!
なんとも表現しがたい痛み。感覚的にはもう1人赤ちゃんが出てくるかのような痛みでした。
先生の処置が終わると助産師さんがやってきました。
そして子宮収縮を促す点滴をすることに。
助産師さんの緊張感溢れる表情と言葉に、これは絶対に無理したり油断したらダメなんだと感じました。
私は、次男の出産後に卵巣摘出手術をしたときのことを思い出していました。
※詳しくは次男の出産エピソードをご覧ください
その後、急激な子宮収縮の痛みに耐えながらも、大事には至らず病室に移動することができました。
後日、私の胎盤がどういう状況でどう処置したかについて説明がありました。
《出産は命がけ》という言葉をよく聞きますが、三人出産して本当にそれを痛感しました。
次男のときの卵巣茎捻転、長女のときの胎盤遺残、いずれも一歩間違えていたら大変なことになっていたかもしれません。
こうして今も母子ともに健康に過ごせていることを大切に思わなければいけないなと、今回記事を書いていてあらためて思いました。
これにて長男、次男、末っ子長女と書いてきた出産エピソードは終了となります。
読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
次回からは、妊娠中の出来事や育児にまつわることなどを書いていきたいと思っております。
引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:さやかわさやこ
年齢:36歳
子どもの年齢:8歳、4歳、2歳
日々、鬼化が進んでいる主婦。インスタグラムにて育児のことや、育児にまったく関係ないことなどを、夜な夜な描いては投稿しています。ブログ『母ときどき鬼』もぼちぼち更新中です。
インスタグラム:@futomomushi
ブログ:母ときどき鬼
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