当時私が住んでいたのはA市。
妊娠がわかったとき、私は近所にある「□□産婦人科」に行きました。
おばあちゃん先生でしたが、とっても優しい先生で丁寧に診て下さり、私はすぐにファンになってしまいました。
ただ最初に言われたのが…
里帰り出産をするにしても、A市で産むにしてもほかの産院を探さなければならないと。
そしてこれまで何人もの赤ちゃんを取り上げてきた先生ですから…
ひとまずここに通いながら、私は病院を探すことになりました。
悪阻が落ち着いたころ、旦那と私は「出産地」について本格的に話し合いました。
選択肢は…
今住んでいるA市で産めば、先生に信頼できる助産院や産院を紹介してもらうことができます。
デメリットとしては…産んだあと頼れる人がだれもいないこと。
私の地元はここから車で数時間、旦那の地元もここから車で1時間以上はかかる隣の市なのです。
私の地元なら母に病院を探してもらうこともできるかなと考えたのですが…。
両親はまだ仕事をしていましたし、地元は車が無いと生活ができない場所。
「おとなり」が田んぼ10枚離れているような場所では安心して陣痛を迎えられません。
最後の選択肢は旦那の地元B市。
旦那のご両親は自営業なので家にいます。
義母に聞いてみれば良い産院も教えてもらえるかもしれません。
出産後もなにかと助けてもらえるのではないかとも思ったのですが…。
それはちょっと…!
それはちょっとかなり抵抗があるんですけど…!
義両親はいい人なんですけどね?いい人なんですけれど!!!
旦那の実家には大姑もいましたし…。ど、同居するの…?
旦那ファインプレー!
ちょうどアパートの契約も更新の時期でしたし。
私の仕事場はA市内ですがB市に近く、同居をせずとも義実家の近くに住むことができれば、なにかと助けてもらえるかもしれませんし。
…ということで早速義母にB市にある良い産院を聞いてみました。
うん…。市内の産院は二択でした。
どうやらここ最近の少子化の影響なのか、近くに医大があるからか…産院はかなり減ってしまったんだとか。
医大の病院は待たされることが多いとも聞いていましたので、もうひとつの病院に出産の予約。
こうしてようやく出産する病院を決めることができたのでした。
結局なんやかんやで引っ越しが臨月になったんですけど、それはまた別のお話…。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、4歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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