こんにちは!もちみかんです。
現在、夫(もち)と9ヶ月の息子(ゆずた)の3人で暮らしながら
Instagramにて妊娠記録や出産レポを漫画にしています。
前回は、妊娠初期の出血の話を書きましたが、今回は夫の育休取得の話です。
心拍が確認出来てホッとしたのも束の間、私が通っていた産婦人科は16週頃までには分娩の仮予約をする必要があり、里帰り出産するかどうか、里帰り出産するならどの産院で産むか、無痛分娩を希望するのか、などを早めに決める必要がありました。
里帰り出産をするかどうか、私は当初迷っていました。
というのも、夫の会社は休暇などが取りやすいホワイト企業で、育休も取れるかも…!と聞いていたので、夫が育休を取れるのであれば、里帰りしない選択肢も有りだと思っていました。
産まれた時からガッツリ24時間育児に参加してもらった方が、その後2人で温度差なく育児をしていけるかなと考えていたからです。
また、私の母が祖父の介護中で、私が里帰りしたら母の負担的にも大変かなと思っていたこともあります。
しかし、里帰り出産しないのならば夫には少なくとも1ヶ月以上、できれば2〜3ヶ月は育休を取ってもらいたいところです。
そのような私の希望や実家の状況を夫にも説明し、育休をどのぐらい取れそうか、夫としてはどうしたいと思っているのか聞いてみると、
「まあ…取れて2週間とかかなぁ…」となんとも煮えきらない返事。
そして「里帰りした方がみかんちゃんも何かと安心じゃない?」と何故私が里帰りするか迷っているか不思議な様子。
そりゃ実家の方が安心は安心だけど、一度きりの新生児期を、一緒に育児したい気持ちはないのだろうか…?
「一応会社にも聞いてみるけど、人数に余裕がある訳でもないし…あんまり期待しないで」と言われてしまいました。
「親になる」ということは私も夫も同じはずなのに、私はほぼ選択肢なく約1年仕事を休んで育児に専念しなければいけないのに対し、夫は何日育休を取るか、仕事と育児のバランスを考える余地があることに、溝を感じました。
会社にNOと言われたならまだしも、一緒に夫婦で100パーセント育児に取り組めることなんて人生で今しかない訳で、私は夫にも「育休を取れる時にできるだけ長く取って、一緒に育児をしていきたい」という姿勢でいてほしかったのです。
結局、夫と会社の交渉には時間がかかりそうだったため、また、母も里帰りをすることに賛成してくれたため、里帰り出産をすることに決めました。
その数ヶ月後、2人で話し合ったり、夫1人で色々考えたり、会社と話し合った結果、3ヶ月の育休を取ることが出来ることになりました。
里帰り出産をすることはその時点でもう決まっていたので、里帰り出産後から3ヶ月間育休を取る形にしました。
男性の育休は徐々に取りやすくなっているとは言え、まだ世の中的には女性が1年育休を取るのが「当たり前」、男性は取れても短期間というのが「当たり前」な印象です。男女関係なくそれぞれの家族のスタイルに合わせた育児が出来るよう、世の中が少しずつ変わっていくことを願っています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:もちみかん
年齢:30歳
子どもの年齢:0歳
夫婦の馴れ初め〜妊活話、出産話や子育てのエッセイ漫画を赤裸々に描いています。2022年に長男を出産、今は育休中で、初めての育児に日々奮闘中です。デザイナー、イラストレーターとしても活動中。
Instagram:@mochi_mikan_0123
Twitter:@mochimikan_0123
ブログ:MOCHI MIKAN WEB
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