こんにちは、イシゲスズコです。
その昔、某実名登録のSNSの設定をしているときのことです。
私が写ってる写真が、ない
アイコンに自分の写真を設定しようとスマホのカメラロールを遡っていたときにあれれ?ってなったんです。
自分が写っている写真が、ほとんどないんですよね。
大半がまだ小さかった子どもたちを撮ったもの。
夫が一緒に写ってる写真を見ながら
「なんで私は写ってないんだろう、あ、撮ってるからだ…」
とバカなことを考えたりしながら、自分が一緒に写っていないことにガッカリしてしまいました。
「自分が写ってる写真、なかなかないでしょ」
とあるイベントでお友達家族とご一緒したときのことです。
小さな子どもたちを連れてワサワサしていた私。
記念にと子どもたちの写真をやっと何枚か撮ってから帰宅。
帰り着いてすこし経った頃、スマホにメッセージが届きました。
「今日の写真の中にスズちゃん家族の写真も写ってたから送るね〜」
と、お友達ママさんから子どもたちと一緒にイベントを楽しむ私の姿が写った写真が何枚か。
自分が写っていることが嬉しくて感謝の気持ちを伝えたら
「撮るばっかりで自分が写ってる写真ってなかなかないでしょ〜」とママ友さん。
そうか〜こんな風に気を遣えるって素敵だなぁと感動したのを覚えています。
自分がやってもらえてすごくうれしかったので、それ以来気心の知れているお友達親子と出掛けたときや学校行事のときに「撮っていい?」って聞いてから、自分の子どもたちの撮影と同時にお友達親子も撮ってSNSで送ったりしています。
当時はいっぱいいっぱいだったけど…
子どもたちがずいぶん大きくなってしまった今。
懐かしい写真を見ながら当時を振り返るときに、子どもの様子はたくさんあるんだけど、そこに大人の姿があまり写り込んでいないのが残念だな〜と思うんですよね。
もっと自分たちやおじいちゃんおばあちゃんたち家族も一緒になった写真や、周りのお友達家族、当時の風景なんかも広く撮った写真を残しておけばよかったなぁとちょっと後悔しています。
当時は毎日をやり過ごすことでいっぱいいっぱいだったからとても思いつかなかったことなのだけど、人にお願いしてでも撮ってもらっておけばよかったなぁ…
と、もう取り返せない風景を頭の中で思い出しながら、これまでを振り返ったりしています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:イシゲスズコ
年齢:40代
子どもの年齢:高校生から小学生の4人
九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。
ブログ:「スズコ、考える。」
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