みなさんこんにちは。
白目みさえです。
長女を出産したあと、なんやかんやあって退院が遅れた私。
無事家に帰り、ついに育児生活が始まりました。
まあなんというか予想通り大変ですよね。
赤ちゃんの生活は見事に「授乳」「オムツ」「寝る」の繰り返し。
朝昼晩の区切りはほとんどなく、オムツ替えた直後にオムツ替えるとか、授乳したあとに全部お戻しになってもう一回授乳するとか、寝たなあって思ったら泣いてオムツ替えるとか。
それでも一日中同じことばっかりやってると私はそれなりに慣れてきます。
「私」はね。
でも夫は日中家にいないので練習する時間は帰ってからになりますよね。
そうすると夫が主になってできる「育児」ってあまりないんじゃないかと思ったりして。
そうなんですよ。一応ね。私、心理士なので。ちゃんと知ってるんです。
育児ができない夫が多い要因のひとつには、「育児参加時間が少ない」というデータが出ているんですね。
こればっかりはやる気があったとしてもどうしようもない。
仕事をしている分、育休中の妻の方が経験値が多くなるのは仕方ありません。
まあ絶対に「それだけではないだろ」って言うのはわかってますけどね。
「責任感」とか「主体性」とか色々あるでしょうけどね。
ただ全部妻がやってしまうことで、夫も「妻の方が上手だから」「妻がやってくれているから」と思ってしまうかもしれません。
ほんならその可能性潰しとこうかなと。
「これは俺の方が上手だぜ!」と思えるもんを用意してやろうかなと思いまして。
「入浴」をパパの仕事にしてみることにしました。
うちは娘なので、割と早い段階で「パパとお風呂なんて入らない!」って言い出すかもしれません。
子どもとお風呂に入るってとても大事な時間だと思うんですね。
スキンシップにもなるし、戯れる時間にもなるし。
あとすごい「お世話してる感」があるし。
子どもにも将来「パパがお風呂に入れてくれてたんだよ」って言えますやん。
任せてみました。
お風呂はあなたの仕事です。
帰れない日は私が入れるから。
帰れない日は連絡してねと伝えて。
なぜなら実はお風呂って結構タイミングが難しいんです。
授乳してすぐに入ると、のぼせて吐いてしまうかもしれません。
お風呂からあがったら喉が渇いているので、すぐに授乳をします。
そのためお風呂に入る前には少し空腹にさせておく必要があります。
お風呂に入って少し疲れたところで満腹になったらそのままグッスリ長めに寝てくれるので、できればお風呂の1時間前くらいに授乳は済ませておいて。
お風呂→保湿だなんだ→授乳→寝かしつけ
とスムーズに行きたいところです。
だからこそ夫が帰ってくる時間に合わせて授乳を済ませたり、お風呂や着替えの用意をしたりしないといけません。
そしていざ初日。
ちょっと待って。
めっちゃスムーズじゃないですか?
見ました?この連携プレイ。
グッスリ子どもが寝てくれましたから、私もご飯を食べたりお風呂に入ったりできます。
「パパがお風呂」ってこんなに良いものだったとは!
娘もきっとこれでパパのことを大好きになってくれるはず。
名付けて「パパと娘のラブラブお風呂大作戦!」
一連の流れに感動すら覚えた私は、旦那に感謝の辞を述べつつ、明日からの協力も依頼しました。
期待した私が馬鹿だった。
誰ですか?夫が育児に参加できないのは「時間」が要因とか言うた人。(お前や)
なんぼ係や時間与えたって「主体」でやってくれなきゃ意味ないんでね。
待ってる間にお腹すいて泣き叫んでる娘を待たせる意味がわからないので、「パパと娘のラブラブお風呂大作戦」は一瞬で終了しました。
「子どものお風呂はパパ担当!」とする場合。
パパは死ぬ気で帰ってきてください。
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、4歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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