地元で有名な、妊婦さんの体重管理が厳しい産院に通うことにしたが・・・。　by 笹吉

私が息子と娘を出産した産院は、地元では有名な体重管理の厳しい産院でした。

とはいえ、妊娠前は産院の名前はもちろんのこと、住所すらほんのりとしか知らず…
初めて足を踏み入れたのは妊娠検査薬で陽性が出た後の事でした。

通い初めてその厳しさを知り、２週間ぶりの健診で1キロ増えていたら「ちょっと体重…頑張りましょうか…？」と相談室で助産師さんに微笑まれることも、数回…いえ複数回ありました。

なかなかの増加を記録してしまった週は「ここ3日くらいの食べたもの全部教えて」とその場で書くように言われ、「パンをちょっと減らしましょうかね」と指導が。

パン…パンを減らすのは…少し難しかったのですが…美味しく食べ続けてしまいました…。

しかし実際問題、あまり体重が増えてしまうことは気になったので…。
そこでわたしが頑張ったことは無理なダイエットではなく、手持ちの衣類の重量を測ることでした（笑）

最終的に健診の日はいつも1番軽い薄手のワンピースを着て体重計の上に乗っていました。
冬だったので上にモコモコのあったかいジャケットを着て、名前を呼ばれたら自然に脱ぎつつ颯爽と先生の元へ！
先生方は「この人いつも同じ服着てるな…」と思ったかもしれません…
だってもう水飲んでも空気吸っても体重が増えていく！もう減らす方向は早々に諦めて、いかに体重測定日の数字を少なくするか…に情熱傾けました。

息子の産後のことですが、支援センターなどで子どもの月齢が近いお母さんたちと話をしている時に「どの病院でした？」という話題になり答えると「あっ…結構体重の管理が厳しいって聞くところですよね…」「厳しかったですか？！」とひと盛り上がりすることもありました。

そんなに有名だったんかい！と思いましたが、先生の対応は良かったですし助産師さんや看護師さんたちもとても親切にしてくださっていたので２人目の出産も同じ産院ですることに決めました。

２人目である娘の健診で通院した頃は、もちろん体重管理が厳しいことは承知の上です。冬ということもあり、若干重めの服を着て健診に臨み、臨月へ向かうにつれ衣類も軽く、夏物に移行していきました。そんな気候と衣類たちの協力もあり（笑）、娘の妊娠時にはそこまで大きく増加してしまった事はなくスムーズに出産を迎えることができました。

そんなに厳しく指導しなくても良いのになぁという気持ちと、でも助産師さんたちも妊婦や赤ちゃんのことを気遣って言ってくださってるわけだしな～と今でも悩ましく思います。