妊娠前、私はお酒が大好きで、アルコール度数が高くて薫り高く、飲むとガツンと来て、「飲んだ~」という気持ちになれる、”スコッチウイスキー”をよく飲んでいました。
お酒が好きすぎて「女性だけ妊娠のために好きなお酒を我慢しなければいけない期間があるなんてツライ!」と思うほど。
そのため一人目の妊娠中は、お酒を飲めないのがツラくて仕方なかったのですが、妊娠中~断乳する1歳の誕生日まで、二人分の禁酒期間を経た今はどんな気持ちかと言うと…
「アルコールのない生活、結構いいな!!」と思っています。
妊娠するまでは、特にお酒をやめる理由がなかったので、何も考えず毎日お酒を飲む生活を送っていました。
と、そこで急にお酒を一旦やめなければならない理由が出来てやめたわけですが、アルコールによる体調の不安定さもないし、産後もお酒を飲まない日を作ったことで良いことがたくさんありました。
・早起きできて朝時間を有意義に過ごせる
お酒を飲まずに寝ると、次の日朝早くてもパッと起きられるし、その後の活動もスムーズにいくことが多いです。私は、頭を使う系の仕事はこの朝時間に済ませてしまっています。子どもがいつ熱を出して保育園からお迎え要請の電話が来るかわからないような日中より、効率も2倍ぐらい良い気がします。お得!
・眠りが深く疲れが取れる
お酒を飲んだ日は眠りが浅く、朝起きてもあまり寝た気がしないことに、お酒を飲まない生活になって気がつきました。
・夕食後の予定がスムーズ
夕方~夜は子どもをお風呂に入れて、夕飯の準備と食べるのと片付けるのと寝かしつけで一番忙しい時間。その時間帯にお酒を飲むと作業効率が20%ぐらい落ちてしまうのですが(その代わり疲れを忘れて陽気な気持ちにはなれる笑)、反対に飲まなければ120%の効率で進めていくことができます。
また、例えば飲み会にノンアルコールで参加すると、、?
乗ろうと思っていた帰りの電車に確実に乗ることができる!
私はお酒を飲むと楽しくなってしまって、(あともう少しだけ、、もう少しだけ、、、)と帰る時間が延びる傾向にあるので、スパッと帰れるのはありがたいです。
・むやみに太らない
これもお酒を飲まない生活を続けて気がついたことなのですが、たまにお酒を飲むと次の日からおなか周りに余計に肉がついている気がします。これは体感なのですが、太りにくいと言われている蒸留酒を飲んだ場合でも変わらない気がしています。
私の場合、育児や家事でガンガン運動する時間も取れないし体質もあって、一回お酒を飲むと一週間は食事を調整しないと元の体型に戻りません、、。
反対に普段お酒を飲まなくなったデメリットと言えば、たまにお酒を飲むと簡単に酔ってしまうことぐらいでしょうか。
飲む機会はかなり減ったけど、今でもお酒は好きなので、たまに美味しそうなお酒を仕入れた時や、親しい友達と遊ぶときは飲むことがあります。でもそれぐらいの頻度で丁度良いな~と今は感じています。
さらに二人目妊娠時は、一人目の禁酒期間を経て、「ようやく飲める!」と思って飲んだビールの味が期待よりもおいしく感じなかったので、禁酒期間がツラいと感じることもあまりありませんでした。むしろ積極的にノンアル飲料の探求に力が入ったりして、新たな文化を楽しんでいました。
と、ここまで書いてよく考えてみると、私の場合は忙しく子育てをする中でお酒の優先順位が自然と下がった、と言うことなのかな~という気がしてきました。
今までなんでも自由だった生活から、妊娠して不自由なことが増えて不安になることもあったのですが、私のようなお酒好きは逆にこんなことがない限り禁酒する機会もなかったのかも、と思います。
ノンアル飲料もたくさん種類が出ていますし、せっかくの貴重な禁酒期間。「これは美味しく感じられるかな、、?」と半ばゲームのように楽しんでみるのも一つかなと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:園内せな
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、1歳
猫好きで猫アレルギー持ちのイラストレーター。たてものの設計のお仕事をしていたけれど、育児中につき設計のお仕事はおやすみ中。妊娠してから極度のテレビっ子に。朝ドラは朝も昼も観る。
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