こんにちは、わさびです。
5歳の娘いとちゃんと、4歳の息子うりくんの年子育児をしています。
今回は、妊娠初期にかかると危険な「風疹」についてのお話です。
風疹というと、子どもの頃にかかる病気だというイメージが強かったのですが、わたしは1人目を妊娠してから風疹の恐ろしさを知ることになりました。
妊婦さんが妊娠20週頃までに風疹にかかると、生まれた赤ちゃんが「先天性風疹症候群」になってしまう可能性があるのです…!
先天性風疹症候群になると、白内障・網膜症などの眼の病気や難聴などの耳の病気、動脈管開存症などの心臓の病気、小さく生まれてくる低出生体重、血小板減少性紫斑病などになるリスクがあるそうです。
特に妊娠初期の12週までに風疹にかかってしまうと、先天性風疹症候群になる可能性が高いようです。
妊娠週数が進むにつれて母子感染のリスクは下がっていきますが、風疹の抗体がない妊婦さんは要注意なのです。
子どもの頃に予防接種を打った方や風疹にかかった方は抗体を持っていることが多いようなのですが、まれに抗体がつきにくい方は抗体値が低かったり、風疹にかかったことがなく、予防接種も打っていない方はそもそも風疹の抗体がないのです。
そしてわたしはというと…
子どもの頃に予防接種を打っているにも関わらず、抗体がない!!!
ただ、風疹の抗体値を検査したのはすでに妊娠初期の頃…。
妊娠中は風疹の予防接種を打てないので、打つ手もなく…
感染しないように気をつける!!!しかない!!!(泣)
妊娠する前に風疹の抗体値を検査して、予防接種を打っておくべきだったと後悔してももう遅い…!
自分自身の予防はもうできないので、とりあえず感染経路を断つことが大切です。
夫には風疹の抗体があるか検査してもらい、数値的にはギリギリのところだったので、すぐに予防接種を打ってもらいました。
あとは時が過ぎるのを大人しく待つしかなかったので、妊娠初期はビクビクしながら過ごしました。
時には風疹が流行っているというニュースも…!!
外に出るのすら怖くて仕方なかった時期でした。
その後も風疹にはかからず無事に出産。
2人目以降の妊娠に備え、産後すぐに風疹の予防接種を産婦人科で打ってもらいました。
次に2人目を妊娠するときには、もう妊娠初期に風疹でビクビクしなくて済むのか〜とひと安心。
ところが…
えーーーーーーー!!!!
2人目を妊娠したのは、予防接種を打ってから1年も経っていない頃。
抗体がないなんて、そんなはずはない!!!
意味がわからず、パニックのわたし。
予防接種を打ったのに、抗体がない理由として何が考えられるのかと聞くと…
なんとなんと、わたしは抗体がつきにくい体質だったようで…。
まれなケースだと言われました。
先生によると、抗体がつきにくい人は何度打っても抗体ができない場合が多いらしく、次回また打ったとしても抗体はできないかも…と言われて絶望。
幸い、2人目のときも風疹にはかからずにすみましたが、妊娠初期はやはりビクビクして過ごすはめになりました。
風疹は予防接種で防げる病気なので、妊娠を考えている方はぜひ妊娠前に風疹の抗体検査に行って、自分の抗体値を知っておいたほうがいいと思います。
そして、予防接種を打ったからといってわたしのようなパターンもあるので、本当に抗体ができたのか検査しておくことも手かと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:わさび
年齢:29歳
子どもの年齢:娘5歳、息子4歳
食いしん坊で気が強い娘と、甘えん坊で仔犬みたいな息子の1歳半差姉弟を育てています。イヤイヤ期&好奇心旺盛で目が離せない子どもたちの、ほのぼのとした平和な日常を描いています。
インスタグラム:@wasabi_2910
ブログ:いとちゃんとうりくん
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