双子だと判明したのは
2回目の妊婦検診のときでした。
その日、ちょうど土曜日に予約がとれたので
ダンナのくまさんと一緒に産院にいきました。
くまさん、、、他の妊婦さんのお腹を見て
「すげーな…」と一言。
はじめての領域に踏み込んだ彼はただただ驚くばかり。
そして、わたしたちの番ー
前回と同じように内診がはじまりました。
「前回からお変わりありませんかー」
「はい、力を抜いてくださいねー」などと
お決まりの(?)会話をしながら診ていく先生。
その会話の途中でふと手が止まる。
「あれ?」
(あれ?)
あれ?ってなによ、先生!
「えー…」
えーと
「ふたりとは…!!??」
「双子だね」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
ふふふふふ
ふたごぉーーーーーー!?
それは何かの見間違いなんじゃあ…!!
エコーを見せられてもよく分からない。
この時の心境は、嬉しいとか悲しいとかそういう感情はまだうまれなくて
ただ、驚くばかり。
あぁ、「頭真っ白」ってこういうことなんだぁって思いました。
診察が終わって先生が一言。
「うちは双子出産やってないから紹介状かいてあげるね。どこの病院がいい?」
「・・・・・・」
思考が止まった状態で紹介状を書いてもらい
やっと決めた(そのときのエピソードはこちら)この産院とはたった2回でオサラバすることとなったのです。
お会計を済ませ、
無言のまま病院を出る。
しかし、ふっと外の空気に触れたとたん
なんともいえない感情がぶわーっと起こって
涙!
涙!
涙!
涙が止まりませんでした。
「双子」の実感は全然沸かなかったけど、
私、お母さんになるんだーって思ったらもう止まらなくて。
そしてこれから出産までこの私がやっていけるのかも不安でたまらなかったです。
そしてさらに転院先の「市民病院」は、土日やっていないので
結局平日仕事の合間をぬってわたし一人で通うことになりました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ぐっちぃ
年齢:36歳
子どもの年齢:5歳の双子
新潟県在住。働く主婦。30歳で一卵性双生児「こまめ」と「のまめ」を授かりました。只今保育園年長。女子力高い2人の女子トークについていくのに精いっぱいです!お母さんがんばる!「双子を授かっちゃいましたヨ☆」というブログで妊娠~現在までのブログも描いています。
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