初めての出産の時、
産後3日目あたりで、前日までの産後ハイが嘘のように気分が落ち込みました。
感情の振り幅が大きすぎて、自分をコントロールできない?
なぜ悲しいのか自分でもよくわからない?
こんな感覚は生まれて初めてで、とても困惑したのを覚えています。
加えて、生まれた長女が「新生児感染症」にかかっていて、入院中に抗生物質を飲まなくてはならないと聞かされます。
先生もおっしゃる通り、入院中だけ薬を飲むだけで特に症状が出るわけでもなく治る病気なのですが、
なんせ私はそれを聞かされた時はちょうど感情暴走族。
この世の終わりのような悲しみに襲われて大号泣。
結局、特に大事なくきちんと予定通り退院しました。
退院する頃には、この落ち込みモードもケロリと回復し、ウキウキで退院。
「何をそんなに悲しんでたんだろ?」とあの日の自分を鼻で笑っていました。
そして第二子出産。
出産当日と翌日は、産後ハイでニッコニコでしたが、やってきました産後3日目。
これが今なら
「そうなのよ、飲みにくそうだから母乳にこだわらずミルクあげようかな?」程度の会話で済む私と母ですが…。
さすがにちょっとハッとしました。
何だか自分が自分じゃないみたい。
この感覚は、確か上の子を産んだ時にも経験している?
これ、もしかしてマタニティブルーってやつ!?
マタニティブルーって妊娠中だけだと思っていた私は、自分の今の状況を「安定しているはずの産後の母親なのに、精神的に不安定で異常」と思って自分を責めていました。
これが私のマタニティブルーだと掴めて、なんとなくスッキリ?
どうやら私は、産後3日目、4日目あたりで精神的にドーンと落ち込む体質らしいというのが分かりました。
お陰で三人目の出産の時は、
お見舞いに来てくれる人をブルーデイを避けてもらったり、上手に調整して快適に乗り切ったのでした。
マタニティブルーの時期もスタイルも、きっと人それぞれですよね。
私の場合、期間こそ長くはないですが、暗い底無しの沼に沈んでいくような気持ちで…
「こんなの本当の私じゃないのに…このままこのブルーが続くんじゃないか」と本当に恐ろしかったです。
今はドラマでも放映されたりで、こうゆうケースがありケアが必要という事も世間に認知されて来ましたね。
世の中のご主人たちも、
産前産後に急に妻が荒れ始めても、ビックリしないで大きな心で奥様を受け止めて頂きたいなと願っています。
著者:ゆき
年齢:アラフォー
子どもの年齢:13歳・4歳・2歳
福井県の山の中で、ツンデレ三姉妹の母をしています。お洒落にも丁寧にも暮らせない、へっぽこワーキングマザーです。
インスタグラム:u.mamato
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