長男が3歳半の時、ピーナッツを食べて嘔吐・じんましん・腹痛のアレルギー症状が出たことがあります。
休日の夜間だったので病院は行けず、救急車を呼ぶか迷ったのですが、その夜は家で様子を見て翌朝に病院を受診しました。
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その時お医者さんに「アナフィラキシーは救急車を呼ぶか悩んでいる間に亡くなってしまうこともあるから、重い症状の場合すぐ救急車を呼んでください。」と言われ、自分の判断をとても反省しました。
長男にそんな経験があったこともあり、次男にもアレルギーがある可能性があると思ったので、離乳食を与えるときはとても慎重でした。
次男が6ヶ月の時に初めてうどんを小さじ1あげた時です。
おでこにポチっとひとつ発疹が出ましたが、虫刺されかな?と思ってしまいました。
後に分かるのですが、その発疹がアレルギー症状でした。
その発疹を虫刺されだと勘違いしてしまった私は、次の日にうどんの量を増やし大さじ1与えました。
特にアレルギー症状は出ず、食べた後にお昼寝した次男。
そしてお昼寝から起きた2時間半後!
次男の全身にひどいじんましんが!
そしてみるみるうちに顔は青白くなり嘔吐、意識もうろうになりました。
長男が症状が出た時に救急車を呼ばなかったことをとても反省したので、次男の症状を見て迷いなく救急車を呼びました!!
救急車の中で顔色が悪くなっていく次男。
怖さで震える私。
初めて乗る救急車にビビって半泣きの長男(当時3歳)。
そんな私達にとても優しく落ち着いて対応してくれた救急隊員さんに救われました…。
病院で診てもらい無事に症状は落ち着きましたが、我が子が死んでしまうかもしれないという状況は恐ろしすぎる体験でした。
アレルギー症状は食べてすぐ出るイメージがあるかもしれません。
次男がこの時6ヶ月で小麦でアナフィラキシーの症状が出たのは2時間半後。
この後1歳半の時に食物負荷試験で卵を食べた時もアナフィラキシーを起こすのですが、その時の症状のピークは食べてから4時間後でした。
離乳食で初めてのものを食べる時はアレルギー症状が出ないかよく観察しましょうとよく聞きますが、すぐに症状が出ない場合もあるのでぜひ長く観察してあげてください。
ひどいアレルギー症状があった時は命に関わるので迷わず救急車を呼ぶことも大切です。
この時うどんでアナフィラキシーを起こすほどだった次男ですが、2歳になる前に小麦アレルギーを克服できました!
卵と乳製品のアレルギーはまだありますが、成長とともに少しずつですがよくなってきています。
アレルギーをお持ちの方、お子さんにアレルギーがある方、一緒に頑張っていきましょうね!
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著者:今じんこ
年齢:33歳
子どもの年齢:長男5歳、次男3歳
叙情的な長男もっちん(5)
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