こんにちは、はな@まるママです!
今回は出産後の体のことについて書いてみたいと思います。
はじめに、私の場合は自然分娩で、本陣痛開始から約13時間程で出産しました。
その際に会陰切開(分娩後に縫合)をしています。
分娩時間は個人差もあると思うのですが、初産の自然分娩では14時間くらいかかるというのを産院の母親教室の資料などで見かけたりしました。また会陰切開というのもさほど珍しいことではないかと思うので、そういう意味では自分はわりと平均的なお産だったのかな…というところで…
そんな自然分娩を経た後、母体は一体どうなったのかと言いますと…
とりあえずお産直後の様子は…
14時間もの間、今まで感じたことのないほどの痛みと戦い続けた後なのでやはり尋常じゃなく消耗しています。
しかしこのときはあまりにも可愛い赤ちゃんとの対面で脳内もお花畑。幸福感に包まれています…
しかも分娩わ終えた後はしばらくは横になったままでいるので、自分の体がどれほどのダメージを受けているのかはまだあまり分かっていません。
…いざ、この何時間後にお産後初めてベッドを降りると…
歩くのも一苦労なほどにボロボロで、こんなに全身が痛いなんてことは間違いなく人生で初めてでした。もう何が何だかわからないけどとにかく全部が痛かったのです。
なんとか手すりに頼りながらヨボヨボと歩いて辿り着いたトイレでも、また問題が…そう、会陰切開の縫合部がしみて痛い…!
さらには…
歩くどころか、座ることさえもやっぱり会陰切開の傷が痛くて痛くて…円座がないと座れませんでした。
胸の方も、乳首の擦れや胸の張りがこんなに痛いものだとは…
ここまでに書いた後陣痛、筋肉痛、悪露というのはわりと産後の短期間に起こる一時的なものでしたが、産後の体の大変さというのはその後もまだしばらく続いていきます。
中でも産後2ヶ月ほど続いていたのが、骨盤の不安定さ…
痛いというよりは腰が弱っていて不安定な感じでした。
中腰になったりするのも以前より辛くて、特に腰回りは無理しないように気を付けながら生活しよう…と思いつつ、結局は止むを得ず抱っこすることも続いたりするのでなかなか大変…
もうひとつ産後の生活で困ったことが…
便自体が信じられないほど硬いし(水分不足などがあったのかもしれません…)、
会陰切開した部分が不安で何だか上手く力が入れられず…もうどうにも痛いし出ないし、お産を彷彿させるような排便を何度か体験したことはここだけの話です。
そしてやはり、これ…
絶対的な睡眠不足。
一緒にお昼寝して回数を稼いでも、ぐっすり眠って休めないというのは本当に疲労が蓄積していくような感じですよね…。
…と、人によって程度に差はあれど、こんなボロボロの体になった所から始まるのが新生児育児なんだということを思うと、何だか改めて『すごいな…』と感じながらここまで書いてきました。
今回は私が経験した自然分娩について書きましたが、帝王切開をしたお母さんの体も物理的な侵襲を受けて大きなダメージを負っている状態なんですよね。赤ちゃんを産むということは、どんな分娩であってもお母さんの体にとって本当に大変なことです。
そんな産後の体のことを、お母さん自身や家族のみんなにも知ってもらって、ぜひとも大切にしたいものだなと感じます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:はな@まるママ
年齢:アラサー
子どもの年齢:3歳
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。